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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

vimの操作 | テキストエディタvi

viとは

Visual Editorの略。
他のスクリーンエディターと比較して以下のような特長がある

・モードの切替がある
・WYSIWYGではない
・非常に多くのコマンドがある
・大文字と小文字は区別される
・入力内容が画面にエコーされない
・コマンドの後にEnterがいらない

上記のような特長は他のエディタと大きく異なり、
ある程度の水準に到達するための敷居が高く習熟曲線の前半は非常に緩やかになっている。
ただし、短いコマンドで様々な操作を行うことが出来るため、
習熟曲線の後半は急勾配になってくる。
とっつきにくいが、慣れれば物凄い生産性を発揮するのがviの特徴と言える。

ファイルのオープンとクローズ

ファイルのオープン

以下の構文でファイルを開くことが出来る。

vi [filename]

例:testという文字だけ入力してあるテキストファイ

test
~
~
~
~
~
"text.txt" 1 行, 5 characters

チルダで表示されている部分は、まだ何も入力されていない行であることを表す

入力モードとコマンドモード

エディタの起動直後はコマンドモードになっています。
任意のキーを押すと、他のエディタのような入力モードになります。
自分がどのモードにいるかわからなくなった場合、Escを押せばいつでもコマンドモードに戻る
ことができます。
※この際、EscキーよりもCtrl+[キーを推奨します。Escキーと異なり、
ホームポジションから大きく手を動かさずにコマンドモードに切り替えることが出来ます。

ファイルのセーブと終了
コマンド 内容
e! ファイルの読み直し
q 終了
q! 強制的に終了
w 保存
w! 強制的に保存
wq 保存して終了
wq! 強制的に保存して終了
ZZ 保存して終了