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Recruiting Operations - 採用業務のチーム活動 - 情報共有

この記事は Recruiting Operations Advent Calendar 2019 の24日目の記事です。

採用業務の質向上の一つとして「情報共有」についてまとめます。

「採用知識の共有・業務知識の獲得」部分で話した知識の情報や、職務分析の内容、EVPに関わる情報など、採用にまつわる情報はストックし、いつでも確認・活用できる必要があります。これがなければ、個人の記憶に頼ったり、 Slack の中をいつも探し回ったりすることになります。そのため、情報共有ツールを用いて情報をストックしていくことが好ましいです。

情報共有

前提となる状況によって必要なことがことなります。
そもそも情報共有ツールがない、情報共有ツールの導入経験者がいない場合はそこからスタートになります。
有識者の力をかりるなどして行うのが良さそうです。
次に、実際に採用業務のチームとしてどのような形で情報を共有していくか推進できる担当者を公式・非公式どちらでもいいですが、置きます。特にルール・ガイドライン等でガッチガチに固める必要はないと思いますが、最低限不慣れなメンバーの手本となるような情報をストックしたり、ストックされた情報やりとりを促進する動きができる人が必要となります。
また、何をストックしたらいいかどうかの判断も難しいもので、例えば Slack の発言をみて「それ情報共有ツールに保存しましょうか」と声がけしたり、「ストックしておきましたよ」と手を動かして見本を見せるような動きも必要になるでしょう。

まとめ

採用に関わる情報を共有することについてまとめました。各自が必要な情報を短い時間で得ることができて、認識のズレや無駄な時間の浪費を防ぐ上で、情報共有は重要です。ただし、最大の障壁として「文章力」が必要、ということがあります。これは一朝一夕で強化されるものでもなく、その重要性に関して組織内で合意がとられ、強化するような施策をない限りは「いい感じに最短で伝えたいことを伝えられる文書」を書ける人は限られることになるでしょう。