転職活動において、求人企業は職務経歴書をどのような目的で受け取るか?
それは合否にどのような影響を与えるか?
まず職務経歴書の目的をまとめます。
その上で、その目的の達成方法としての転職透明化らぼのイベントがなぜ存在するのかをまとめます。
なお、選考は個別企業により様々ですが、ここでは一般的なところを想定してまとめています。
職務経歴書の目的は?
まず、求人企業がなぜ募集をするのかを考えます。
そこには何らかの事業上の必要性があり、任意のポジションの求人を募集することになります。
- 事業を拡大するにあたって該当ポジションに新規要員がほしいから
- 離職者の発生をカバーするため
- 組織の課題を解決するための手段としての新たなポジションの募集
などが典型でしょう。
その中で、企業が何で合否を決めるかとというと
- 組織全体としての欲しい人材像と一致するか?
- チームとの一致。一緒に働いてワークしそうか?
- その職種が求める知識・スキル要件と一致するか?
- 組織課題の解決目的の募集だった場合は、それを解決できそうかどうか?
などになります。
その中で、職務経歴書は主に2つの役割があります。
- 書類選考時のスクリーニング材料
- 面接の補足材料
です。
書類選考時のスクリーニング
どこで企業が何で合否を決めるか、という点についてまとめましたが、職務経歴書によって明らかにここに不一致な人を不合格にすることになります。
採用は面接以降のコストが高く、それ以前に明らかに求人で求める内容とマッチしないことがわかる方を書類段階で不合格にする、というのが多いケースになると思います。
そのため、募集背景や求人内容をもとにその組織がその求人に何を求めているかを推測し、それを満たしていることを伝える情報を記載さればいいことになります。
また、大抵は面接でさらに深堀りされることになるため、少なくとも検討の余地がありもっと詳しく話を聞いてみたいと思ってもらえるような水準であればよいことになります。
面接の補足材料
面接時の補足材料としても職務経歴書が利用されるケースがあるでしょう。
どうやってよりよい職務経歴書を作成するか?
では、どうやってよりよい職務経歴書を作成するか?
採用する側に確認するのが手っ取り早いことになります。
とはいっても実際の転職活動で、本音ですべての不採用理由を説明してくれる企業ばかりではありません。
なら、そういった場を作ればいい。
そこで、採用担当者が求職者に情報を提供する 転職透明化らぼ の出番になります。
まとめ
ということで、 10/3 に 第3回 転職透明化らぼ - レジュメチェック編 を開催します。
私や運営スタッフはわざわざ個人の時間を投資し、より多くの人が転職に関する情報を獲得し、よりよい転職をすることを通して世の中がよりよくなることを目指しています。
10/3 の受付1時間前である 18:00 時まで参加受付をしていますので、気になる方は参加をお待ちしてます。
イベント参加を検討する求職者に伝えること
イベントでは登壇者から採用担当視点のレジュメに関する知見を得て、懇親会でも参加している採用担当から現場のナマの声を得てほしいと思っています。
当日のスカウト行為は禁止しているのでご安心ください。
イベントのメインコンテンツである発表内容はいかになります。
- カヤック 柴田 「企業側が望んでいて、かつ準備がめんどくさくないレジュメの内容について考えた」
- Sansan 高橋 「レジュメで技術力を表現しろと言われても。っていうか技術力って何?(仮)」
- メルカリ 村田 「resume アンチパターン(仮)」
付属コンテンツであるスポンサーLTの内容は以下になります。
- 転職ドラフト(リブセンス) 「フェアな世界で、まっすぐな転職を」
- 株式会社ヌーラボ 「ここが変だよ"ふつう"の採用」
イベント参加を検討する採用担当者に伝えること
採用担当として、参加するメリットは主に3点あると考えています。
- 求職者がどの程度レジュメの位置づけや目的を把握できる場であるという実情を知ること
- 発表内容から採用運用の他社事例を得ること
です。採用担当といっても最近はスクラム採用の話題もあり、エンジニア部門の方も採用に関わるケースもあると思います。
そういった方にとっての採用入門の場としても活用いただけます。