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Recruiting Operations tbpgr(てぃーびー) のブログ

予期可能な出来事を予期可能する

予期可能な出来事を予期可能になるために必要なことを考えました。
リアクティブな行動とプロアクティブな行動によって、行動の予期を説明します。

リアクティブな行動とは?

起こった物事に対して対処するような種類の行動のことを意図します。
リアクティブにも2種類あって、

  • 予期できないものに対してリアクティブに行動する
  • 予期できるものを見逃してリアクティブに行動する

というものです。
今回は後者である「 予期できるもの 」を話題にします。
後者はできるだけ、次に紹介するプロアクティブな行動に変えていきたいところです。

プロアクティブな行動とは?

変化を察知して事前に予期して動くような種類の行動のことを意図します。

プロアクティブであるためには物事に敏感である必要があります。
物事に敏感であるとはどういうことか?

  • 物事の原因と結果に対する想像力
  • 結果に影響する数々の原因を察知する意識づけ

がある、ということになりそうです。
物事のつながりを理解しているため、そこに影響を与える要素が変化したら
どのような結果になるか素早く想像し、問題を早期に防いだり、
防ぐための仕組みを取り入れるなどの対応が可能になります。
株で儲けている人とかは、得意そうですね。

「物事の原因と結果に対する想像力」に関る要素を挙げると

  • 物事の関連を把握する システム思考
  • 過去の経験を内省して得た経験知
  • 経験を概念化してより広い範囲で解釈可能にした知識
  • 関連領域の知識

などがあるでしょう。

「結果に影響する数々の原因を察知する意識づけ」に関る要素を挙げると

  • マインドフルネス
  • 観察力
  • 意識づけの工夫(目につく場所にメモをする、標語を作るとか)

などがあるでしょう。

昔の私と今の私が実際に出会った出来事に対して考えてみます。
昔A社で作ったプロダクトCが炎上したので、
次はB社でリプレイスしよう、という案件があって
A社の下請けとしてプロダクトCの開発をしたあとに、
B社の下請けとしてプロダクトCの開発をしたことがあるので、
その話を例にします。

「開発体制を問題にしてA社からB社に変えたのに同じやつが作ってるじゃねーか」
というツッコミは心にそっとしまっておいてください。

リアクティブな行動をした例

フリーランスや下請けの協力会社からなる統一感、仲間意識のないチームで開発をしていた。
私も下請けの一員。
メンバーの意思疎通が取れていないことにより、情報が滞り、
不仲によりチーム内外の喧嘩が絶えなかった。
私は途中から一開発メンバーとして参入し、仕事をサボるリーダーの代わりが必要という流れから
リーダー代理の立場になった。

あちこちで起こる争いに対し、事後対応的=リアクティブに対応。
あえばすぐ喧嘩をする人たちの間に入ったり、
あまりにひどい箇所はプロダクトマネージャーに相談したり。

プロアクティブな行動をした例

この案件のために急遽採用された、仲間意識の低い正社員の方々と、
フリーランスや下請けの協力会社からなる統一感、仲間意識のないチームで開発だった。
既視感。

前回と違ったのは案件開始時から参加したことと、
最初からチームリーダー待遇だったことです。
(なお、前案件・今案件ともに一般開発者からチームリーダーになったことによる昇給はない)

ここで、徹底的に全員とコミュニケーションをとれるようにしました。
普段自分から他人に積極的にコミュニケーションを取りに行くタイプの人間ではないですが、
前回のプロジェクトで人間関係に起因する様々なトラブルを経験したためです。

各担当の強み、性格を理解し、全員と対等に会話が可能な状態を作りました。
プロジェクト中のトラブルは多々あったものの、前回に比べるとかなり「チームっぽい」感じでものごとを進めることができました。
全ての人とのコミュニケーションが完璧だったわけではなかったものの、
私をハブとして全体の人間関係を円滑に回すことができたと思います。

経験をもとに、トラブルの勘所を把握してプロアクティブに行動できました。

まとめ

前回も今回も大炎上で、炎上が予期されるプロジェクトに参加しないというプロアクティブな行動はできませんでしたとさ。
めでたし、めでたし。

参考文献