個人的な事情により今まで以上に隙間時間を有効活用する必要にかられました。 そこで隙間時間に関するあれこれについてまとめてみることにします。
経緯
私は本業以外に2つの仕事をしています。
その上で、システム開発関連で学習したいことはやまほどあります。
さらに土日の大半は家族との時間に割り当てています。
このような状況で無理をして詰め込んでいたところ
昨年の11月末にメニエール病の診断を受けてしまいました。
欲張りな私は単純にタスクを減らして睡眠時間を増やすだけでは不満で、
睡眠時間を増やしつつ出来る限り元の進捗に近い成果を出したいと考えました。
(あわよくばそれ以上)
自動化による効率化については、元々加味してやっていたのでこれ以上は大きな効果を見込めません。
そこで、隙間時間をより効率的に活用するのが良いのでは?と考えました。
※自動化については昔以下の記事にまとめました
前提
- 移動中にノートPCは持ち歩かない(電車内でPCを使うと酔う。そもそも通勤時に座れない事のほうが多い)
- 電車で本は読まない(すぐ眠くなる)
- 日頃持っているタスクは以下
- 書籍学習
- プログラミング
- 技術調査
- 技術記事の執筆(仕事としての執筆、個人ブログ)
- CodeIQの作問
- 副業関連の連絡
- 副業関連の通知類のチェック
- 副業関連の他メンバーの成果物チェック
- 個人で利用しているツール類
- Trello
- esa
- Slack
- 妻と3人の娘がいる
- 土日は家族との時間を優先
- 趣味はプログラミング => つまりそれ以外の趣味のための時間は確保不要
アプローチ
- 現状の時間の使い方を整理する
- 隙間時間を生み出す方法を検討する
- 隙間時間のオーバーヘッドを減らす
- 隙間時間でできることを増やす
以上のアプローチをとってみます。
現状の時間の使い方
平日の平均的な時間の使い方。
出社以降の時間はほとんど毎日変わらない。
朝はその日の眠気や家のことをサポートする時間によって家をでる時間が変わる。
(かなり早めにでているので、細かな時間を気にしなくても遅刻はしない)
ここ3年ぐらいはほぼ変わらずこの生活をしています。
Time | 行動 |
---|---|
-(6:30-06:45) | 起床 |
(7:15-07:30) | 出社(家の状況や起きた時間によってまちまち) |
7:30-08:30 | 通勤電車でスマホを使い、SNS・各種通知をチェックしたり、副業の連絡メールを送ったり |
8:30-08:45 | 職場近くのファーストフードまで歩く(特に何もせず歩きながら雑多なことを考えている) |
8:45-09:25 | コーヒーを飲みながら出社前読書 |
9:30-11:50 | 午前業務 |
11:50-12:50 | 昼休み。前は一人で行動しつつSNS・通知系のチェックをしたり、 ささっとオフィスに戻ってプログラミングをしていたけど最近は同僚と行動。 最近入社した同僚との昼食時の会話の価値が高いので |
12:50-18:30 | 午後業務。基本残業なし |
18:30-19:00 | 帰りの徒歩、乗り換え途中まで同僚と話しながら帰る |
19:00-20:00 | 同僚と分かれて一人で電車を乗り換え帰宅。この時間も行きの電車と同様 |
20:00-21:00 | 帰宅後、食事やらお風呂やら妻との会話やら |
21:00-(25:00 - 27:00) | 25時から27時の間くらいまでPCに向かって仕事やら学習やらをする |
(25:00 - 27:00)- | 就寝。本当は病気の事も考えて0時30分に寝て、6時間睡眠を確保したい |
現状でも始業の45分前くらいに着くように家をでているが、それでも電車は混んでいて座れない。
ちなみに土日は自分で自由になる時間は21時頃からなので、夜使う時間は平日と同じ感じです。
隙間時間を生み出す方法を検討
そのため基本的にはスマホと頭の中だけでできることをやる。
現状はSNS・各種通知をチェックしたり、副業の連絡メールを送ったりということをしているが、
一通りの通知をチェックし終わると、割りと意味もなくツイッターを見ていることが多いのでその時間は有効活用可能。
その他では、通勤の徒歩の時間にも頭をつかうタスクを割り当てることができそうだ。
プログラムの設計や、記事の執筆の構想をねったり、CodeIQの作問のアイデアを考えたりできることはある。
隙間時間のオーバーヘッドを減らす
個人タスクの管理にはTrelloを使っています。
隙間時間で対応可能なタスクだけ別のレーンに分けておくことで
少ない時間で迷いなくタスクを選択し、着手できるようにしようと思います。
「うーん、隙間時間できたけどどれなら対応できるかなー?」
と選んでいるうちに時間を浪費するのを避けるようにします。
スマホのアプリやクラウドを活用し、隙間時間で対応した成果物とPC環境との連携を円滑にしておきます。
これによって着手と着手後-PC環境での引き継ぎのオーバーヘッドを減らします。
隙間時間でできることを増やす
タスクを細分化
タスクを細分化すると、一見PCを起動しないと作業しにくかったようなものの一部を隙間時間で対応可能にすることができます。
例えばスマホでプログラミングはちょっと厳しいですが、実装の前提となる設計を練ったり、
前提となる技術調査をスマホで行うことが出来ます。
細分化した隙間時間で対応可能なタスクは前項目で書いたように、
迷わず選択できるような形で他のタスクと区別して管理します。
ツールの力を借りる
ツール(論理、物理)などで隙間時間でできることの選択肢を広げることができないか検討する。
例えば、軽量のノートPCを購入して移動中に利用することでできることを増やす、など。
(電車でPCを使うと酔うので実際はできないが)
これはすぐに思い浮かばなかったので継続して考えます。