Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

Javaプログラマーの日常テキスト探索。カーソルやマウスからの脱却

概要

プログラマーは日々様々な形式のテキストを扱います。
目的の内容にいち早く辿り着けるかどうかで作業時間は大きく変わります。

仕事でマウスやカーソルを使い一行ずつ移動している人を
よく見かけるので需要があるかな、と思いまとめ。

プレーンテキストの場合

私の場合はメインエディタは秀丸なので秀丸基準。

該当ファイルを開いた後にすることは
・行数が特定できてるならCtrl+Gで行移動
・用語が絞れているならCtrl+Fで検索
・用語が絞れていないならCtrl+Fで正規表現を利用した検索

また、明確な基準はありませんがCtrl+上下で5行ずつ移動できるので
これが最短になりそうな状況では利用してます。
vimの方とかはこういうの一瞬でしょうけど。

複数ファイルを探索する場合

Cygwinを利用。find,grepあたりですね。

EclipseソースコードJava)の場合

■ファイル自体を探す場合
パッケージのツリーから探すことは稀。

ソースコードならCtrl+Shift+Tでクラスの型検索。
ある程度入力すれば対象は絞られるので入力文字数は最低限。
正規表現を使えば類推で探すことが可能。
例えばValidatorを探したければ「*Validator」。
存在チェックValidatorを探したければ「*Exists*Validator」など。
リソースファイルならCtrl+Shift+Rで検索。

ソースコード内のフィールドやメソッドを探す場合
Ctrl+Oでフィールド、メソッドの一覧を出したうえでキーワードで検索。
ある程度入力すれば対象は絞られるので入力文字数は最低限。

ソースコード内のTODOや警告を探す場合
マーカー行の移動ショートカットを使う。※TODOにも移動出来るように設定が必要
Ctrl+.とCtrl+,で移動。

■ソース内で次のメソッドに移動したい場合
Ctrl+Shift+下

ソースコード内で特定の行に移動したい場合
Ctrl+Lで行移動
※ログに書いてあるスタックトレースを見て指定行に移動したい場合など

■ある項目を扱っている箇所を探したい時
その用語を表すであろうキーワードで検索。ここで妙な変数名を付けられていると
地道にファイル内を探すことになる。

ソースコード内でその変数が使われている箇所を確認したい
レビュー時などに、変数の利用箇所を追いたい場合。
追いたい変数をダブルクリックすると強調表示されるので、
どんな流れで利用しているのか分かる。
Eclipseを利用した対面レビュー時などにも良く利用する方法。

■呼び元クラスや宣言元への移動
呼び出し元への移動はCtrl+Alt+Hで一覧を出してカーソル選択。
宣言元への移動はF3。
Ctrlを押しながらクリックするより速い。
ファイルを移動後に一つ前に戻りたい場合はAlt+左。