kakakakakkuさん(吉田さん)の影響もあり、最近技術ブログを書き始めたソフトウェア開発者の方が
増えたのではないかと思います。
せっかく書いた技術ブログは、多くの人に読まれると嬉しいですよね。
そこでブログがどのように拡散されるか、はてなブックマークと Twitter に絞って考えてみます。
ちなみに、
「拡散経路を把握して煽動的なタイトルでバズを狙う」
みたいなことをすすめたいわけではなくて、単にこういう感じで広がったり、
広がり方を確認できますよ、という話です。
元から詳しい人にとっては、特に新規性がない情報です。
はてなブックマーク
新着エントリー
スパム判定があるようですが、基本的には 3 ユーザーのブックマークが目安になっているようです。
はてなブックマークでは、新着エントリーにより良いエントリーが掲載されるよう、独自のアルゴリズムで掲載基準の調整を行っております。現在の掲載基準としては3usersになれば必ず新着エントリーに掲載されるという状況ではなく、一定数ブックマークされても掲載されない場合もあります。
とのことです。
ツイッターでの拡散
UserLocal によるURLの拡散経路確認
上記の記事の拡散経路を UserLocal で調べてみました。
私→たーぼぉさん→たなこふさん→その他の方へ
という風に広がっている部分が大きいことがわかります。
Keyhole によるキーワードの拡散経路確認
で カイゼンジャーニー
を検索します。
以下のツイートの Engagement が高いことがわかりました。
カイゼンジャーニー
— Suzuki Hiroyuki (@pirobeem) 2018年3月5日
(ちょっと関係ないけど、尊敬する同僚の良い言葉を思い出したので)
自分:「手伝った分、自分のタスク遅れないですか?」
同僚:「自分の30分で、他に人の無駄な3時間がなくなるのであれば、いいじゃないですか!」
この人を積極的に手伝う姿勢って素晴らしいと思う。
自分の周りでは「カイゼンジャーニーは面白いけど、でもファンタジーなんだよなー」という声がちらほら聞こえてくる。社内で読書会をやりたいと思っているけど、「良い映画を観た、さあ現実に戻ろう」みたいな会になってしまう気がして怖い。現実世界に何かを持ち帰って欲しい。 #kaizenJ
— まつやま (@trickmrbiz) 2018年3月12日
カイゼンジャーニー
— Suzuki Hiroyuki (@pirobeem) 2018年3月8日
「この機能はどのように使われるのか」
実際に行われている作業を自動化・効率化する機能を考える時に、最も効率が良いと思うのは、作業をしている人の後ろに立って見ていることだと思う。
この「実際に見る」っていることは、正確な情報を得るために必要なことだと思う。
まとめ
まず、
- ブログに記事を投稿した本人に近しい人
- ブログの購読者
- ブログ主のフォロワー
- たまたま検索でその記事に辿りついた人
などにより最初にブックマークが増えます。
場合によっては Twitter と連動してツイートされます。
アクセスやブックマークなど非公開の掲載基準を越えると有用な情報にアンテナをはるために
はてなブックマークの新着を定期的にチェックしている人の目に留まります。
そういった人がさらにブックマークをします。
場合によっては Twitter と連動してツイートされます。
各段階で Twitter 上でのツイートをみた人もブックマークするかもしれません。
RT で広がるかもしれません。
その中に、数千、数万のフォロワーを持つようなインフルエンサーが混ざっていると拡散が加速します。
つまり、記事がインフルエンサーにささるかどうか、が一気に拡散されるかどうかのポイントになります。
結局はインフルエンサーと呼ばれるような人が RT やブックマークをしたくなるような、
「価値ある」コンテンツを作ることが一番のポイントですね。
価値には色々ありますが、例えば
- エモい(感情を揺さぶられる)
- 情報としての希少価値が高い
- その記事に対する議論が広がりやすい、「テーマ」として面白いもの
などですね。
その上で、初動で人目に付くためには最初の新着ページにのる必要があります。
これは、オンライン・オフラインの個人の交流や過去の継続したアウトプットの実績に基づく信頼などによるのだろう、と思っています。
私自身、それほど多くの人気記事を書いている人ではないので、
さほどあたってないかもしれませんけど。