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Recruiting Operations tbpgr(てぃーびー) のブログ

peopleware | オフィス環境と生産性

概要

オフィス環境と生産性

詳細

書籍

オフィス環境と生産性について、各種調査結果のエビデンスなどを
元にした解説等が展開されている。
・広く、作業に集中できる仕切り付きのオフィス環境の方が生産性が高い。
・オフィス環境を節約する微々たるコストよりも、投資した環境による生産性向上の方が効果が高い。
・騒音は開発者のフロー状態を阻害する
・多数のプログラマーを1社2名ずつ集めた結果、会社ごとのスキルレベルに偏りがあった。
オフィス環境がプログラマーの質に影響を与えているのでは?
(よい環境によい開発社が集まっている、ともいえるか?)
・業務時間は集中して作業している継続した時間で計測すべきである。
10分に一回割りこまれながら行った1時間の作業など無いに等しい。

現実

日本のシステム開発会社に勤めている人で、この問題を解決出来るような
理解のある組織+本人が発言力を持っている人ってそんなに多くないのでは。
少なくとも、自分が仕事をはじめてから広いスペースでパーティションがあって・・・
みたいな環境で開発したことはないですね。
このテーマに関してはせいぜい、部署単位などでフロア移動やオフィス移動など機会があれば
進言してみる程度でしょうか。

現実の職場ではこの書籍でいうアンチパターンが標準。
オープンスペースで雑音・割込放題。画一的な無個性のレイアウト。
書籍に乗っているような快適なオフィスについては体験したことがないので
どの程度生産性が上がるか未知数ですね。

直近は転職してメール・人の割込が激減したのでそのへんは集中して作業出来る時間が
増えて相対的にはかなり良くなりました。
以前は10分に一回割込で、皆が帰り始めた頃にやっと落ち着いて仕事、とか。
オフィス的には一般的な画一的・オープンスペース。

オフィスの環境的な部分は現実問題今の自分の所属や立場ではいきなり変えることは出来なそうなので
軽く読み流して、可能な範囲で改善出来る観点だけ考えることにする。

実際に自分が遭遇したアンチパターン

下記のような環境は実際生産性下がったな、としみじみ。
・窓のない倉庫を無理やり開発ルームにした環境
・工場の通路に無理やり机を設置した環境
・1日にメールが100通以上届く。1日休むと翌日はメール読むだけで午前中が終わってしまう
・マネージャーのマイクロマネジメント。開発者に声をかけてまくり、各自の集中時間が全く作れない
・半日おき程度でマネージャーが「あの機能まだ出来てないの?」と各開発者にプレッシャーをかけてくる。
・1日中響き渡る怒鳴り声。集中できるわけもなく。
・無理やり増員して席がないので一部の開発者は荷物置きのようなボロ机を
壁に押し付けた位置で作業させていた。
・オープンフロアで別チームが自チームの悪口を言っているのが聞こえてくる
経験上どれが激しく生産性を落としていたかな、と振り返ると
怒鳴り声とマイクロマネジメントによる頻繁な割込、開発者への頻繁なプレッシャーですかね。