インターナルコミュニケーションについてまとめます。
インターナルコミュニケーションとは?
インターナルコミュニケーションとは、情報連携や協力関係の向上に関わる社内コミュニケーションです。
目的 - Why
インターナルコミュニケーションの目的は
- 会社と従業員が同じ目標に向かって認識を合わせること
- 会社・マネージャー・メンバーそれぞれがお互いへの期待値の認識を合わせること
- 従業員が業務をすすめるにあたって必要な情報を不足なく得ることができること
- マネージャーとメンバーが会社の目標とメンバーの個人的な目標について相互に認識を合わせること
- 従業員間の関係性が向上し、業務が円滑に進むこと
- 部門、チーム、個人に関わる課題が共有され、解決していけること
などです。
結果的に、これらの認識があうと部門間やチーム内の連携が強化されたり、社員の仕事へのコミットが強くなったり、定着率が高まったりします。
何を伝えるか? - What
各主体ごとに伝える情報の例です。
- Company to Employee
- MVV
- 戦略
- 業績
- 直近の全社目標
- 文化
- 全社での評価基準
- Employee to Company
- 解決してほしい全社課題
- Company to Manager
- 戦略
- マネージャーに期待する責務
- Manager to Company
- 部門・チームの状況
- 部門・チームの目標の進捗状況
- 部門・チームの組織状況
- 部門・チームの評価基準
- 部門・チームの課題
- 部門・チームの状況
- Manager to Employee
- 部門・チームの MVV
- 部門・チームの戦略
- 直近の部門・チームの目標
- 部門・チームでの評価基準
- メンバーに期待する責務
- 部門とその周辺の業務の全体像
- Employee to Manager
- 解決したい部門・チームの課題
- マネージャーへの期待
- 個人が目指すこと
- その他
- それぞれの部門の取組の共有
- ノウハウの共有
- 表彰、称賛
いつ - When
- 年次
- 月次
- 週次
- 日次
- 個別イベント時 - 入社オンボーディング時など
- 決まったタイミングではなく個別のコミュニケーション時
コミュニケーション対象 - Who
- 経営
- マネージャー
- メンバー
- 部内の同僚
- 部外の同僚
コミュニケーション方法 - How
- フロー型
- 1on1
- 定例
- チャット
- メール
- アンケート
- ストック型
- 文書
- 動画
まとめ
インターナルコミュニケーションについてまとめました。
社内の情報が必要な範囲に行き届いたり、関係者の協力が円滑になるように必要な情報やコミュニケーションパスを設計していくのがインターナルコミュニケーションに関わる取り組みになります。 そのためには
- 何の情報を誰から誰にどのように共有するとよいのか?
- 誰と誰がコミュニケーションをとり、関係性を深め協力していくといいのか?
に関して、 Expected / Actual を把握し、一つずつ改善していくことが必要になるでしょう。