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CKOの役割-診断-知識創造組織診断リスト-非認知能力を伸ばしているか?

非認知能力を伸ばしているか?

非認知能力

非認知能力( non-cognitive skills )は暗黙知を生み出すために重要な能力です。
主な非認知能力 7 つを紹介します。

  1. Grit
  2. Zest
  3. Growth Mindset
  4. Self-control
  5. Gratitude
  6. Purpose
  7. Curiosity

Grit

やり抜く力。

長い期間を要する目標に対して情熱を忍耐を持って取り組む力が Grit です。

Zest

熱意。

取り組んでいることに対する喜びを見つけ、共有すること。

Growth Mindset

拡張的知能観。

Optimism と表現されるケースもある。

勤勉と戦略によって、より賢くなれると考えること。

Self-control

自制。

自身の行動、思考、感情を目標のためにコントロールする。

Gratitude

感謝。

他の人が私たちにしてくれたことの価値を認め、報いようとすること。

Purpose

目的。

他者の幸福に貢献する。

Social intelligence と表現されるケースもある。

Curiosity

好奇心。

もっと学びたい。目新しいものを探したい。
新しい体験にオープンでいること。

まとめ

知識の創造は失敗を繰り返し長期間をかけて辿りつきます。
そのためにはやり抜く力とそれを支える目的・好奇心・熱意・拡張的知能観が必要でしょう。
また、善い目的を作ることや他者との協業、そこから生まれる相乗効果を期待するためには感謝が必要でしょう。

このように知識を生み出すためには非認知能力が重要になります。
これらは必ずしも義務教育やそれ以降の学校や組織の教育に組み込まれているとは限らず、
大人になって不足していた場合は、意図的に伸ばしていく機会を設ける必要があります。
組織がサポートしてくれれば最高ですし、それがなければせめて十分な時間を確保し、
自発的のこれらを伸ばせる経験をしていく必要があるでしょう。

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