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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

CodeIQ 感謝祭 "伊藤直也氏、増井雄一郎氏、橋本善久氏 featuring マグロ"

概要

CodeIQ 感謝祭 に行ってきたので簡単なレポートです。

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おおっぴらにシェアできなそうな感じだったので、ツイッターの TL で流れていた程度の
情報に抑えてます。

お題「成功と失敗」

増井雄一郎さん

  • 成功

とにかく何事も早いこと。
17歳で働き始めた。
Rails をはじめた時期が早い。
AWS をはじめた時期も早い。

  • 失敗1

大学のときの起業、赤字ではないが儲からなかった。
そこで、改めて考えると経営ではなく
エンジニアをやりたい、ということに気づく。
経営は後からできるけど、エンジニアは後からできないのでエンジニアを選択。

  • 失敗2

英語力不足。
最低限の意思疎通レベルができるレベルになると、それでコミュニケーションを
とれてしまうので、そこで止まってしまった。

伊藤直也さん

好きなことと得意なこと、同じとは限らないよ。
仕事にするなら得意なことをやったほうがいいよ。

直也さんの場合は、好きなことと得意なことは一致しなかった。
開発が好きだけど、マネジメントの才能があった。

マジメントをやるとちょっとの労力で、ものすごく喜んで貰える。
なんだか少し罪悪感があったが、任天堂の岩田さんの記事
「これでいいんだ!」となった。

橋本善久さん

ソニックを作りたくてセガに入社して作った。
スクエニでは大炎上したごにょごにょの鎮火班を担当。

その後、

中高生の育成
社長副社長と5分でCTO就任決定。

CTO=ちょっとトキメクお兄さん。 若者たちと関わるので夢を持たせる必要がある。

コンセプトアートのスペシャリスト。

などに関わる。

振り返ってみると、成功と失敗はない。

パネルディスカッション

増井雄一郎さん、伊藤直也さん、橋本善久さん3名揃ってパネルディスカッション。
いくつかのお題に答えていく。
内容はオフレコ的な物もあったので詳細は省略。
ここは、進行役のきゃんちさんの魅せ場だった。
ヲタアイドルっぷりを遺憾なく発揮し、アニメ・ゲームメタファで
ガンガン会場をざわつかせていた。

ちなみに、パネルディスカッション前の3名それぞれの登壇時に、
私は登壇者の話を聞きつつ、プレゼンの仕方自体や運営の人たちの動き、きゃんちさんの様子など
少しメタな視線で学ぼうと観察をしていたのですが、きゃんちさんが本当に真剣に
頷きながら聞いていたのが印象的だった。

システム開発界隈の取材・進行などに慣れているとはいえ、
やはり本業はアイドルなのでエンジニアの話って分かりにくい部分もあると思うのです。
呪文のように聞こえる部分とか。
しかし、ここで必死に聞いて理解することによってパネルディスカッション時の
鋭いツッコミ・アドリブなどが出ていたのでしょうね。

LT

澤さんによる LT

神々しい曲がかかり、「澤さんのあの風貌」を想像するだけで既に会場から笑いが。
髪の毛の話でアイスブレイクも万全。

LT は、伝えたいたくさんのことを省略して伝えるのではなく、凝縮して伝える

という内容を

エスプレッソを例にすることで、分かりやすく・印象深く説明していた。
まずはじめにエスプレッソの話から入ることで、聴衆をぐっと惹きつけていた。

また後述する他の LT 登壇者との大きな違いは、
時間の少ない LT 特有のせわしなさ・早口がなかったこと。
凄く落ち着いた語り口と間で綺麗に話がまとまっていた。

その他の LT

どれも素晴らしかった。
みなさん、必ずアイスブレイクを仕込んでいて
聴衆を楽しく聞く体制に持っていかせるのがうまかった。

LT の進行中に澤さん、きゃんちさんがみせるアドリブスキルや場の空気を作る
大きなリアクションが際立っていた。
とっさにする場をつなぐ話も、つい先程まで登壇者がしていた話を広げて自然に関心をもたせるような内容で、
あたかもこの場つなぎの会話も元々予定されていたものかと錯覚してしまうようなものだった。

その後マグロ解体ショーと歓談タイム

マグロ解体ショー、実は見たことがあるので CodeIQ の人と挨拶したり、
上長と会話したりしてました。

その後の歓談タイムでは、同テーブルの方と色々話したり、
運営の方に挨拶して回ったり、
挑戦者の方々と話したり、
気づいたらあっという間に終了時間になっていました。

とても充実した時間を過ごせました。

rebuild の影響力

同テーブルの型が全員 rebuild.fm を知っていた。

関連資料