概要
viの簡単な編集について。
詳細
簡単な編集を行うために以下の操作を学びます。
テキストの挿入
iを押すと入力モードに以降し、
カーソルの前にテキストを挿入することができます。
テキストの追加
aを押すと入力モードに以降し、
カーソルの後にテキストを挿入することができます。
テキストの変更
cを押すとテキストを置換出来ます。
コマンド | 置換範囲 |
---|---|
cw | 単語の末尾まで |
c2b | 2語前まで |
c$ | 行末まで |
c0 | 行頭まで |
cc | 行全体 |
rを押すことで1文字だけ置換が可能です。
この場合は、置換後にコマンドモードに戻ります。
sを押すことで1文字の置換が可能です。
数値+sで指定文字数の置換が可能です。
Sを押すことで行全体の置換が可能です。
Rを押すことで行全体の置換が可能です。
CCやSは行全体を削除→置換内容を入力、という動作ですが
Rは現在の行の内容を1文字ずつ置換していきます。
大文字と小文字の変換
~(チルダ)でカーソル位置の文字を大文字に変更出来ます。
また数値+~で複数文字を変更出来ます。
テキストの削除
dを押すことでテキストの削除が可能です。
コマンド | 置換範囲 |
---|---|
dw | 単語の末尾まで |
d$ | 行末まで |
d0 | 行頭まで |
dd | 行全体 |
D | 現在の位置から行末まで削除 |
xを押すことで一文字のテキストを削除します。
Xの場合は前の文字を削除します。
テキストの移動
いわゆるカット&ペースト。
dコマンドで文字を削除(バッファ)、任意の場所でpコマンド(put)することで
移動が可能です。
x、pと連続して入力することで文字を入れ替えることが出来ます。
テキストのコピー
y(ヤンク)により、コピーが可能です。
コマンド | 置換範囲 |
---|---|
yw | 単語の末尾まで |
y$ | 行末まで |
y0 | 行頭まで |
yy | 行全体 |
Y | 行全体 |
繰り返しと取り消し
.(ピリオド)で最後に入力したコマンドを繰り返すことが出来ます。
u(アンドゥ)で最後に入力した操作を取り消すことが出来ます。
Uで現在居る行に対する変更を全て取り消すことが出来ます。