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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

Recruiting Operations - 採用業務の効率化 - ボトルネックの特定

この記事は Recruiting Operations Advent Calendar 2019 の12日目の記事です。

採用業務を効率的に回すために、「採用業務の形式化」で形式化した内容をもとにボトルネックを見つけ改善していく必要があります。
採用業務の効率的の一つとして「ボトルネックの特定」についてまとめます。

プロセスの計測が完了したら、今度はボトルネックを特定します。
業務のリードタイムを短縮するのが目的ならリードタイムに着目し、プロセスタイムを短縮するのが目的ならプロセスタイムに着目します。

例えば、「 プロセス計測 」の記事の例で、リードタイムに着目する例で考えてみると

  • カジュアル面談の候補日の依頼連絡 - プロセスタイム 15分
  • カジュアル面談の候補日の受け取り - プロセスタイム 平均2日
  • 社内での面談担当者の確認 - プロセスタイム 10分
  • 社内での面談担当者の決定 - プロセスタイム 平均4時間
  • 社内での面談日程の調整依頼 - プロセスタイム 10分
  • 社内での面談日程の決定 - プロセスタイム 平均4時間
  • カジュアル面談の日程および参加の案内送付 - プロセスタイム 10分

カジュアル面談の候補日の受け取りに2日かかっています。
まずはここの短縮可能性があるかどうかを検討します。

逆に、人事担当者の作業時間を短縮して他の業務に割当可能な時間を増やすためにプロセスタイムを短縮したいのなら、15分になっている「カジュアル面談の候補日の依頼連絡」の短縮を検討します。

※例の時間は適当な内容です。

この際、注意が必要なのは成果にマイナスの影響を与えずに短縮することです。
これはプログラミングの文脈でいえばリファクタリングに近いですね。アウトプットは変えずに内部を変更する、ということです。

まとめ

形式化した業務を計測し、ボトルネックを特定することができました。
ここで、次にボトルネックを解消することになります。