たまたまマツリカさんでの社員の自己発信に関するツイートを見かけました。
マツリカに入る前は、アウトプットが少なくてどんな会社なのかってウォンテッドリー記事くらいでしかわからなかったけど、今は社員が全力で呟いたり、ブログを自然発生的に書いたりしてるから、検討している人も検討しやすいよなぁって思います。
— ichi-shio (@ichishio140) December 30, 2019
わたしのアカウントですか?みても動物のことし(文字数
僕しか書いてなかった説は濃厚 https://t.co/OZrbL2v9FU
— VTRyo.yml (@3s_hv) December 30, 2019
社員が自発的に会社について発信することの価値はとても大きい、と個人的に考えています。この社員発信を「 Employee Advocacy 」と呼ぶのですが、なぜこれが重要かを整理します。
Employee Advocacy が重要な理由
生の声であること
会社の公式な発信はどうしても会社のレビューが入ります。また、意識のある無しに関わらずどうしても「会社の良い点」をより良く見せることになりがちです。読み手もそれを把握しているので、どこか「そうは言ってもホントなの?」という意識が働くため信憑性を感じてもらいにくい面があります。
一方、社員が自発的に会社の検閲を通らずに行っている発信は信頼度が高くなりやすいです。また、その社員がそもそもどういった人か知られていて、その人自身の信頼が一定構築されている場合はなおさらです。
抑圧が少ないことの証明
社内からの圧力や統制が厳しいと、気軽に社外に自社のことを発信しにくくなります。気軽に投稿できている、という事実自体がそういった風土の証明になります。
エンゲージの証明
わざわざ私生活の時間に自分の所属企業に関してポジティブな内容を発信するのは、仕事を楽しむことができているからにほかなりません。そういった意味で、この行動自体がその組織の業務に一定エンゲージしていることの現れになります。 社員の自発的な発信なので、そもそも組織にいいところがないといいところを発信してもらえません。逆に不満のほうが多ければ、不満ばかりが発信される可能性もあります。
まとめ
上記のようなポイントが重要になるのは、転職潜在層へのアプローチが重要になっている今だからなおさらという点があります。誰かの意識に「あの会社楽しそうだな」と覚えていてもらえていることは、重要です。
特にエンジニア採用市場は激化していますし、選択肢として認知してもらえていないと応募すらしてもらえません。