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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

転職は求職者の Want と企業の Want のマッチング

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この記事は 転職透明化らぼアドベントカレンダー の 19 日目の記事です。

転職活動をざっくり捉えると

「求職者の Want と企業の Want のマッチング」

これに尽きると考えています。これについて説明します。

求職者の Want

求職者が何を求めて転職をしているか。転職の軸ですね。必ずしも見事なキャリアプランだとか、壮大な夢がなければいけないという話ではなく、例えばワークライフバランスを大切にしたいとか、楽しく働きたいとかそれぞれの自由だと思っています。

企業の Want

企業からみると、事業上の課題があり、そこに一緒に取り組んでくれる人に求めるスキル面や組織のカルチャーにマッチする性質面でのマッチを求める事になります。

双方の Want を最大化する

求職者は自身の Want を最大限実現してもらう代わりに、企業の Want への貢献にコミットする。企業は事業課題に取り組んでもらう代わりに求職者の Want への貢献にコミットする。この相互の関係がお互いに Win - Win になる形だと思っています。もちろん、たまたま個人が成し遂げたいことと事業内容がマッチしていることもあるかとは思いますが、どちらかというと経営者以外でそんなにマッチしているケースは少数はだと思います。
そして、このマッチングは入社時だけではなく、常に継続して相互確認していきます。1 on 1 でここのすり合わせをしていくのが一般的でしょう。

まとめ

基本的には求職者・企業双方のマッチングが採用の本質だと思っています。ただし、両者が常にそれを明確化できているとは限りません。例えば企業は相手に求める内容を明確化しているが、候補者は自分の転職軸が曖昧となるとマッチングの判断軸がわからなくなるので企業側が相手の壁打ち役になり Want を引き出す必要があります。
逆に求職者のほうがうわてで自身の Want を明確化しているとしても、企業が求める内容が曖昧だとします。この場合候補者側が曖昧な点を掘り下げる必要がでてきます。
一番ひどいとどちらも曖昧で、あとはもう運任せです。

転職活動をする際に、最大で上位3つを目安に軸を決めておくと最初に応募する企業探しや内定が複数でた場合の判断軸になるでしょう。3つという数に深い意味はありませんが、多すぎると判断がブレるので多くて3つかなと考えています。

告知

採用する側にとっても、される側にとってもリファラル採用はマッチングしやすい採用と言えそうです。そんなリファラル採用、実際にする側される側にはどんなケースがあり、また、組織はリファラル採用をどのように考え、どのように選考しているのかなど一般の求職者の方からは見えにくい部分があると思います。
そういった部分の情報を透明化する意図で、第5回 転職透明化らぼ リファラル採用編を 2020/01/15(水)に開催します!

  • メルカリ 村田 様
  • Sansan 高橋 様
  • ゆめみ 桑原 様

の登壇となっています。求職者枠、採用担当者枠とありますので、どちら側の方も参加お待ちしています。
また、求職者枠は今転職活動中の方に限定していませんので、将来の転職活動のための参加でも構いません。

rtlabo.connpass.com