Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

創造を補助する壁打ち役を果たしたので、ふりかえる🐸 ※抽象的な話注意

ちょっとしたきっかけがあり、ちょっとした相談を依頼されました。
期待されていたポジションとしては、該当領域に関する知識がある壁打ち役です。

ここで、相談主の方が歓喜の声を上げるほどの答えを生み出す壁役になることができました。
※なお、詳細は話せないので当記事では抽象的な話に終始しています。

行ったこと

持ちかけられた話は、事前に提供された情報の時点では問題構造でいう「課題」段階のものとして話されたものでした。
そこで根本にある目的・現状・理想なども含めて問題の明確化をするところから質問していきました。
何かの相談を持ちかけられるときは「課題」の段階から話される事が多いので、根本まで辿ることを大切にしています。

背景を明らかにすることで、相談主が真に何を欲してその取組が行いたいのかを正確に把握することができました。
ちなみに背景については推測で予めまとめておいたものがけっこうあたっていて、個人の推測力の確認にもなりました。

取り扱う課題は必ずしも最初に聞いていたもののみに限っているわけではないということがわかりました。
そこで、聞き出した目的・現状・理想を満たすことにつながりそうな情報を参加者全員で言語化していきました。

結果、大きく分けて3つのアイデアがでてきました。
その中の一つが「相談主が歓喜の声を上げるほどの答え」となりました。
力になれてよかった。1時間ちょっとの出来事だで、今まで社会にでた中でも短時間で最も価値を生み出した瞬間かもしれません。

答えに至る道

その答えに至るために必要だったものを整理します。

  • 自分が向き合っていた問題が関連していたこと
    • 困難な問題を放置せずに向き合う決意をして取り組んでいた
  • 交流していた人たちからもらった複数のコンテキストにおける「現実の問題」に関する情報が発想の役立ったこと
  • 自発的に個人の目的のために学習していた複数の知識があったこと
  • 転職活動を行っていた過程で様々な企業のビジネスモデル、アイデアを学んだこと
  • 業務外で多様な体験をしていたことで、抽象的に同じ構造のもののバリエーションを多く持ち、それに対する感度が高くなっていた
  • 更にそこから成果を広げる発想を持っていた
    • そのアイデアが実現した世界でさらなる未来を生み出すものごとの組み合わせを連想したら発想がでてきた

このような要素がガチッとハマったように思います。

まとめ

もともと、誰かの壁打ち役になった際に何かを生み出すことが多いなと感じていたので、その鍵になったものをまとめてみました。
次に似たような機会があれば、また経験学習としてふりかえり、質を上げ、再現可能性を上げ、適用範囲を拡げていきたいと思います。