娘が問題を抱えて辛そうにしていたので、一緒に解決策を導くことにしました。
典型的な問題解決の流れをたどったので記事化することにしてみました。
実際の具体的内容には触れていませんが、流れはわかるような記載にしています。
- まずは落ち着ける
- 状況をきく
- 問題を解きほぐす
- それぞれの要因への対策となるアクションを決める
- 明日からアクションを実行することで合意する
1. まずは落ち着ける
混乱して必要な情報を聞き取れる状況ではなかったので、まずは気を落ち着けるように振る舞いました。
方法としては
- しばらくそのまま混乱した状態での話を聞く
- 今後の話のために紙と鉛筆を持ってくるアクションを起こす => 関心がそちらに
ということをしました。
実際は時と場合により試行錯誤になります。
2. 状況をきく
落ち着いたところで、状況を聞き出すための質問をしました。
そして、要点を紙に書き出します。
3. 問題を解きほぐす
さらに問題の要因を聞き出すための質問をしました。
娘は、要因と結果を混同していたので、それらの因果関係を図示しました。
ここで、3つの原因が判明し、これらによって問題が発生していることを理解してもらうことに成功しました。
書く際にオーバーアクションで説明して、印象に残すのと楽しさを演出しました。
4. それぞれの要因への対策となるアクションを決める
3つの要因への対策を決めます。
質問しつつ、娘一人では答えを導けない場合は助け舟としてこちらから提案をしました。
結果、3つの要因に対する対処法を決定しました。
これらの対処法は
- 具体的
- 計測可能
- 達成可能
- 問題の解決に関連
- 時間的制約がある
という特徴の目標につなげました。
つまり、 SMART な目標です。
5. 明日からアクションを実行することで合意する
そして、次の日から3つの対策を実施することを合意しました。
さらに、明日に向けて実施の準備が必要なものがあったので、
私が夜のうちにPCで必要なものを作って印刷しました。
補足
コーチング、メンタリングではできるだけ考えることは本人に委ねつつ進めると思いますが、
まだ小学生なので少し質問してみて難しそうな部分はこちらで提案しました。
代わりに、一通りの話が終わった後に私の思考と、行ったことの意味を説明しました。
そして、それを説明しているのは今後娘が自分で考えるときの参考にするためだということを説明しました。
まとめ
ちょうど広木大地さんの「エンジニアリング組織論への招待」で、メンタリングの章をこの話の翌日に読んだのですが、自分が行ったのと同じことが多く記載されていて無自覚にメンタリングに近いことをしていたのだな、ということを発見できました。
自覚的にできるとなお良さそうですね。