Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

「これをやってほしい」という手段の裏にある問題とその数

人から何かを頼まれるとき「相手が考える問題に対する解決手段」である
手段ベースで話されるということはよくあるのではないでしょうか。

手段はあくまで手段であり、相手が抱える問題は別にあります。
そして問題をただしく把握すると、よりよい手段を発見できることはよくあります。
特に相手が解決手段の専門家ではなく、専門家である自分に依頼しにきたケースなど。

ここまでは私自身けっこう意識して人と話すことが多いのですが、
たまに見逃すパターンがあります。

それは、相談された手段の裏に複数の問題があるケースです。
相手が話す手段の裏にある問題が一つだと思いこんでいると、
実は複数の問題が混在しており、一つの手段では解決が困難なケースがあります。

相談を持ちかけられたときは、相手のニーズを掘り出す質問をすること。
そのニーズは複数あるかもしれないので、それを確認すること。
そういった意識付けをしたいところです。

メモ

問題には症状としての問題と原因としての問題がありますが、
今回は話がややこしくなるだけなので対象から外しました。

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