フィードバックについて考えをまとめていました。
ここで、そのフィードバックの具体的な例として、
「自分の主観をフィードバックすること」
について考えてみます。
指導者へのフィードバック
自分何かを指導してくれる人。
メンターやコーチのような公式のものから、ちょっとした助言や、気づきを与えてくれる人まで含めた話として考えてください。
この際に、相手がくれた指導・コーチング・助言が自分にとって役に立ったとき。
それを相手に伝えているでしょうか?
相手と話している最中に成長できるようなケースは即反応を返すことができますが、
相手から聞いた話と自分の行動が結びつき、ある時急にその内容を理解し、自分のものにして結果につなげることができた。
そんなこともあるでしょう。
その場合、まず「Aさんから教えてもらっったBのおかげで、Cに成功した!」という事実に気づけるかどうかがあります。
さらに、Aさんにその事実を伝えるということを考えることができるかどうかがあります。
この2つを満たし、相手に事実を伝えることができたら何が起こるか?
指導・コーチング・助言をしてくれた人は、自分が行ったことの影響でポジティブな結果が発生したことを学ぶことができます。
これにより
- 指導者の指導力があがる
- 指導者の成功体験になる
- 指導者の指導に対するやる気が強くなる
ということが想像できます。
結果、指導者はよりよい指導をし、指導に自身を持ち、さらに多くの人に指導をする可能性が高まると予想されます。
助けてもらったブログ記事へのフィードバック
ブログを書いている人が書く理由としては、様々なものがあると思いますが、
その中の一つに「誰かの役に立つこと」があると思います。
詳しくはアウトプットの鬼である、 kakakakakku さんの記事がわかりやすいです。
さて、この際にブログ記事が実際に人の役に立ったかどうかは、
実際にブログ記事に助けられた本人しかわかりません。
多く読まれたかどうか、アウトプットした時点での反応の大きさは
などで、ある程度わかりますが、
- 実際に役に立ったこと
は、対面・ツイッター・ブログ等でその記事に助けられた事実を伝えなければ
書き手には伝わりません。
書き手にそれが伝わると、書き手がブログを書く理由の一つである「誰かの役に立つこと」が達成されたことを把握でき、
「今後も人の役に立つために、もっと記事を書こう」という可能性が高まると予想されます。
まとめ
例えば、 Google の re:Work でも Feedback は重要な要素としてたびたび登場します。
フィードバックの価値は大きい、というのはおそらくそのとおりなのでしょう。
コーチが行うようなフィードバックはいきなり十分に行うのは難しいかもしれません。
しかし、
- あなたの指導のおかげで XX ができるようになりました
- あなたのブログ記事のおかげで YY の問題を解決できました
というフィードバックは、発言をする意識さえあればできることです。
フィードバック、増やしてみませんか?