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価値を生み、人の役に立つことで輪が広まる NetWeaving とは?

人脈に関する書籍を読んでいたところ 「 NetWeaving (ネットウィーヴィング) 」 という言葉に遭遇しました。
日本語情報を検索しましたが、ほぼ情報がなかったので英語文献をもとに情報をまとめることにしました。

NetWeaving とは?

NetWeaving とは、Bob Littell によって作られた言葉で、
人々から多くのビジネス、ニーズ、課題を学び、できるだけ多くの人の助けになることをすることです。
結果的に多くの人から逆に助けてもらえるという考えかたに基づいています。

いわゆる「 Giver 」ですね。

NetWeaving する人のことを NetWeaver と呼びます。

NetWeaving と Networking の違いは?

Networking は人脈を広げるために様々な場に出向き、つながりを増やすことです。
NetWeaving は相手のためになることをすることによって、結果的につながりが増えることです。

Networking と NetWeaving には大きな違いがあります。
Nerworking は直接つながった人との交流にとどまりますが、
NetWeaving では評判が広がり、紹介を得ることによって、より広い相手とのつながりを得やすくなります。
相手側も NetWeaver だった場合にその可能性はさらに高まります。

まとめ

NetWeaving はビジネスの文脈において人の役に立つことで結果的に
つながりや人からの助けも増えるというものです。

自分自身について考えると、そもそもビジネスのことは考えずに
個人の気質として人を助けていたら、近くにいる人の機会を生み出し、
結果として相手からも気にかけてもらえることが増え、
いつの間にか輪が広まったという実感があり、
その事実の理由付けを得た気持ちでした。

近いところで言うと湊川さんが典型的な NetWeaver に見えますね。

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