例えば SIer の下請けにいて、仕事がつらい。転職したい。でも不安。
そんな声をときどき見かけます。
「転職したいけど自分の実力で大丈夫だろうか」
「GitHubに成果物がないと足切りで相手にされない」
など。
業務の実績は経歴書に文字で書くことはできる。
しかし業務で作った実物は見せることができないのでアピールできない。
本当に充実した仕事をできる会社に転職できるか不安。
そんな悩みを SNS やブログで見かけることがあります。
七次請負で苦労してきた身としては、本当はもっとよい環境で活躍できるけど
今苦労している人たちに幸せになってもらいたいと考えています。
そこで、そんな人がどう行動したらよいかを考えてみました。
また、その例をもとに抽象的に捉えて「実績の証明方法」という形でまとめてみます。
実績の証明方法 - 具体的に考える
Web系の採用担当者がどのような人材を欲しているか?
共通項としてありそうな部分を考えてみます。
- 問題発見能力
- 問題解決能力
- 自律性
- プログラミング能力
です。
特に 1-3 はWeb系の人材に関わらずどこでも重宝される能力ではないでしょうか。
手順
- 問題を見つける
- 問題を解決する方法を考える
- プログラミングで解決する
- 成果物を GitHub で公開する
- ブログに問題解決に関して以下の内容をまとめる
- 問題を解決するまでの思考過程
- 成果物の利用方法
証明できる力
上記の手順によって下記の能力に関して一定の力を見せることができそうです。
- 問題発見能力
- 問題解決能力
- 自律性
- プログラミング能力
- 文章作成能力
実績の証明方法 - 抽象的に考える
より抽象化して考えてみます。
どこかの誰かがどのような人材を欲しているか?
共通項としてありそうな部分を考えてみます。
- 問題発見能力
- 問題解決能力
- 自律性
- その人が求める特定の能力
です。
問題発見能力、問題解決能力、自律性は分野を問わず役に立つので具体例と同じです。
プログラミング能力の部分は「その人が求める特定の能力」になりました。
手順
- 問題を見つける
- 問題を解決する方法を考える
- 証明したいスキルを含む方法で解決する
- 成果物を公開する
- ブログに問題解決に関して以下の内容をまとめる
- 問題を解決するまでの思考過程
- 成果物の利用方法
証明できる力
- 問題発見能力
- 問題解決能力
- 自律性
- 対象領域のスキル
- 文章作成能力
まとめ
今後、個人の時代になるとも言われており、
個人として何ができるかを自ら証明することの重要性は上がるのではないかと感じています。
デザイナーさんがポートフォリオを作成するように、多くの個人がポートフォリオを作ることになる。
例えば私の娘達が大人になる頃までには、そんな世界がくるのではないかと想像しています。