Scrapbox に「私は何者か?」に関する情報を公開しました。
その理由について説明します。
Scrapbox とは?
本題の前に Scrapbox について。
Scrapbox ってなんぞ?
という方は、下記をご覧ください。
「私は何者か?」に関する情報を公開した理由
Scrapbox に「私は何者か?」に関する情報を公開した理由は、
- 知られる機会を増やすこと
- 知られる機会が訪れた時により詳しく知られること
です。
その理由について続けて説明します。
知られる機会を増やすことの意味
さまざまな時代背景により個人の時代と言われる昨今。
「どの組織に属しているか?」
よりも
「あなたは誰でどんなことを考えていて何をできるか?」
のほうが重要になると考えています。
その文脈において、もし似たような考えの人が「何らかの考えかた、能力を持った誰か」を探している場合、
発見されやすい状態になっていることは個人の機会を増やすことになると考えました。
典型的なのは採用ですが、例えば昨今のソフトウェア開発者の採用において、
GitHub やブログ等のアカウントを求められることは多いと思います。
一度採用すると解雇が難しい日本において、採用は慎重にしたいと考えるのは自然で、
そうなると表にみえる情報を吟味することになります。
この際に、企業が重視する点は大まかに分けると二種類あります。
- 十分な経験・スキルがあるか?
- カルチャーマッチするか?
GitHub, ブログについては前者をカバーしますが、
後者はカバーしません。(ブログから多少読み取れる事はあると思いますが)
採用担当者の考えを想像すると、カルチャーマッチしそうな人だと判断できる情報が
見えているほうが嬉しいのではないでしょうか?
例として採用のケースで説明しましたが、今後個人や個人の集まりである
コミュニティの活動が活発になるような気がしています。
そういった際にも、自分の属性に近い機会を得るのに役立つのでは、と想像しました。
どのような情報を開示したか?
- 何をしている人か?
- 今どのような仕事をしている人か?
- 何を成し遂げようとしているか?
- 個人の目的は何か?
- どんな人物か?
- パーソナリティ
- 価値観
- 価値観を読み取れるエピソード
- 歴史
- 仕事の歴史
- 業務外の活動の歴史
- やりたいこと - Will
- できること - Can
- アウトプット - GitHub, Qiita, Blog などアウトプットを確認する場所のURL
- パーソナリティ
まとめ
ここ数年、インターネットを通じて様々な機会を得て、様々な熱のある優秀な方々と
オンライン、オフライン問わずやりとりをする機会が少しずつ増えてきました。
そういった中で、物事の原因と結果に着目し、メモ厨として記録をし続けた結果として、
人と人の出会いや訪れる機会というのは、ふとしたことをきっかけにしつつ連鎖して広がっていくことを実感できました。
何もしていないと機会は減り、何かポジティブな行動を面に見える形でしていると、
機会が増えるということを実感しています。
逆にネガティブな行動を面に見える形でしていると、機会が減ることも想像できます。
こういった経験を元に考えると、自分が何者であるかを開示しておくことは
メリットがかなり大きいと感じました。
「ジョハリの窓」のような効果もありそうですね。
何かを開示すると、例えば叩いたり揶揄したりするような人も現れるかもしれません。
そのようなデメリットを大きく上回るメリットがあるのではないかと感じているわけです。