最近チラチラとIkigaiの図解をみかけるので、
その概念がどのように世界に広まったのかを追いかけてみました。
はてぶで一番ブックマークがついているのは以下の記事だった。
その記事から辿ると BBC の 2017年8月 記事から注目度が上がっているようだ、としていました。
そこで、より具体的に把握するために Google Trend で検索動向を調べることにしました。
Google Trend
さらに Google Trend で検索してみた。
確かに 2017年8月 に上昇傾向にあるが、2016年4月あたりに最初に盛り上がりを見せているようにみえます。
2016年の情報を調べてみる
1月
Podcastで語られたようだ。
164 シェア。
話していたのはこの人。James Schramko(@JamesSchramko)さん | Twitter
フォロワー1万弱。当時の数はわからないけど、そこそこ影響力が強そう。
13日
あまり拡散はされていないっぽい。likeが一つ。
29日
3月に elephantjournal というWeb媒体で紹介されたようだ。
眼鏡マークで 160.6k (PVかな?)
シェアマークで 10.6k になっているので、けっこう拡散され、閲覧された模様。
執筆者の Alex Myles さんはヨガやチベットの瞑想の講師。
分野的に禅とかその辺の情報経由で「Ikigai」に辿りついたのだろうか?
5月
シェアマークで 18,651 になっている。
2016年の動向について
2016年4月あたりに検索ボリュームが増えた原因ははっっきりとはわからなかったけど、
elephantjournal の拡散量が大きかったので、禅や瞑想などをそっち方面の活動をしている人たちの間で
広まったのかな、という印象を受けた。
wikipedia
編集履歴をみると 11:15, 10 December 2008 が最初になっている。
意外と古くから海外で語られてるのだな、「Ikigai」は。
地域性
- シンガポール
- オランダ
- フィリピン
- イタリア
- スペイン
の順に関心が強い模様。
ここで一言述べることができる知識が無いのが口惜しい。
まとめ
何がしたかったかというと、 Ikigai そのものよりも
書籍「 急に売れ始めるにはワケがある 」で語られるような
- コネクター
- メイブン
- セールスマン
影響を広げる役割をもつ3種の人々。
— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2018年2月24日
1人の人が複数を併せ持つ場合もある。
・媒介人(コネクター) - 交流の核になる異なる領域とのつながりを持つ顔の広い人物
・通人(メイヴン) - 知識を蓄え、人の役に立ちたい人
・セールスマン - 社会の説得役。熱量。魅力がある。非言語伝達能力の高さ
というような人たちがおそらく「Ikigai」という概念を世界に広めていったはずで、
そういったものが Google 検索によってある程度確認できるかな?
ということを試したかったのです。
初期の情報源は分かりませんでしたが、ポイントポイントで影響力が強そうな人が
拡散範囲を広げているのは観測できて、面白かったです。