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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

「圧倒的当事者組織」と「ことなかれ組織」に影響を与える7つのポイント

自ら積極的に意思決定し、担当領域を越えて関係者を巻き込み問題解決をしていく
圧倒的当事者でいられる組織
我関せず、自分のことだけやってればいいや。そんなマインドが浸透した
ことなかれ主義者ばかりの組織

所属する人の気質による部分もあると思いますが、物事の問題の原因の多くは
個人ではなく構造によるものです。
そこで、組織のどのような振る舞いが所属する個人のマインドを
圧倒的当事者に傾けるのか、ことなかれ主義者に傾けるのかを考えてみました。

圧倒的当事者ポイント

  1. 組織のビジョンが共有されていて、共感されている
  2. 他者にタスクを依頼する際に目的が共有されている
  3. 社員の提案を無視しない
  4. 個人の貢献が評価に結びつく
  5. 組織、チーム内の人間関係が良好である
  6. 組織としてやるべきことと、所属社員のやりたいこと・できることが重なる領域が大きい
  7. 心理的安全性がある

ことなかれ主義者ポイント

  1. 組織のビジョンが共感されていないか、共有されていない
  2. 他者にタスクを依頼する際に目的が共有されず、タスクの内容のみが共有される
  3. 社員の提案を無視する
  4. 個人の貢献が評価に結びつかない
  5. 組織、チーム内の人間関係が良好ではない
  6. 組織としてやるべきことと、所属社員のやりたいこと・できることが重なる領域が小さい
  7. 心理的安全性がない

まとめ

同じ質問の裏返しになっているので、
質問に対する答えが Yes で 1 ポイントとすると
「圧倒的当事者ポイント」 + 「ことなかれ主義者ポイント」=7になります。

4ポイント以上あれば、そちらが優勢。
みなさんはどちらが優勢でしたか?
そして、ことなかれ主義者の各項目は改善することができそうですか?