自ら積極的に意思決定し、担当領域を越えて関係者を巻き込み問題解決をしていく
圧倒的当事者でいられる組織 。
我関せず、自分のことだけやってればいいや。そんなマインドが浸透した
ことなかれ主義者ばかりの組織 。
所属する人の気質による部分もあると思いますが、物事の問題の原因の多くは
個人ではなく構造によるものです。
そこで、組織のどのような振る舞いが所属する個人のマインドを
圧倒的当事者に傾けるのか、ことなかれ主義者に傾けるのかを考えてみました。
圧倒的当事者ポイント
- 組織のビジョンが共有されていて、共感されている
- 他者にタスクを依頼する際に目的が共有されている
- 社員の提案を無視しない
- 個人の貢献が評価に結びつく
- 組織、チーム内の人間関係が良好である
- 組織としてやるべきことと、所属社員のやりたいこと・できることが重なる領域が大きい
- 心理的安全性がある
ことなかれ主義者ポイント
- 組織のビジョンが共感されていないか、共有されていない
- 他者にタスクを依頼する際に目的が共有されず、タスクの内容のみが共有される
- 社員の提案を無視する
- 個人の貢献が評価に結びつかない
- 組織、チーム内の人間関係が良好ではない
- 組織としてやるべきことと、所属社員のやりたいこと・できることが重なる領域が小さい
- 心理的安全性がない
まとめ
同じ質問の裏返しになっているので、
質問に対する答えが Yes で 1 ポイントとすると
「圧倒的当事者ポイント」 + 「ことなかれ主義者ポイント」=7になります。
4ポイント以上あれば、そちらが優勢。
みなさんはどちらが優勢でしたか?
そして、ことなかれ主義者の各項目は改善することができそうですか?