アンパンマン界の2大発明家といえばバイキンマンとジャムおじさんです。
バイキンマンもジャムおじさんもあれだけの技術力があるので、アニメにうつっていないような場面では勉強したりしているのだろうか。特にバイキンマンは新規性のあるメカを次々に生み出しているし。
— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2018年1月20日
特にバイキンマンは物事を閃く瞬間をよく見せてくれます。
そこで、フリーザ様・・・ではなく、ポプ子・・・ではなくバイキンマンを観察することで
閃きの過程を分析していきます。
「かつぶしまん」と「カラコちゃん」
「かつぶしまん」と唐辛子がモチーフの「カラコちゃん」のお話。
冒頭で悪さをする「バイキンマン」を懲らしめる「かつぶしまん」。
「バイバイキーン」と吹き飛ばされたあと、復讐を誓う。
その後「かつぶしまん」に絵をプレゼントしようと一生懸命に書いている
「カラコちゃん」をみつける「バイキンマン」。
「バイキンマン」は変装して「カラコちゃん」に「かつぶしまんは猫がすきだ」と信じ込ませて、
猫の絵をかかせます。
鰹節がモチーフである「かつぶしまん」は猫が苦手です。
こうして、「バイキンマン」は「カラコちゃん」の善意を利用して「かつぶしまん」を困らせることに成功します。
ここでポイント
- 「バイキンマン」は「かつぶしまん」に仕返ししてやりたいという動機があった
- 負の動機が意識にある状態で、絵を書く「カラコちゃん」をみつけて「かつぶしまん」が苦手な猫を書かせます
- 「カラコちゃん」は善意で猫の絵をプレゼントしているため、絵を渡される「かぶつしまん」が対応に困ることを想定している
また、この回に限らずバイキンマンは
- 場の状況を活用する
- 人の弱点をつく
- 人の善意につけ込む
ということをよく行います。
臨機応変型人材(バイキン)ですね。
アンパンマンが人を助けずにはいられない特性を利用して
- 人を助ける行動をとらせてスキをつくる
- 発生したスキに弱点をつく攻撃をする(濡らす、汚す、変形させるなど)
のようなパターンはお決まりです。
そういう意味では、バイキンマンは人(妖精?)の善意をきっちりと理解しているのかもしれません。
まとめ
- 閃きたい対象の意識づけを持つ
- 意識をもった上で場を観察する
- 人の心理をよく知る
これが上達すると、バイキンマンへの近道がありそうです。
ばいばいきーん。