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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

閃きの達人バイキンマンに学ぶ知識創造

アンパンマン界の2大発明家といえばバイキンマンジャムおじさんです。

特にバイキンマンは物事を閃く瞬間をよく見せてくれます。
そこで、フリーザ様・・・ではなく、ポプ子・・・ではなくバイキンマンを観察することで
閃きの過程を分析していきます。

「かつぶしまん」と「カラコちゃん」

「かつぶしまん」と唐辛子がモチーフの「カラコちゃん」のお話。

冒頭で悪さをする「バイキンマン」を懲らしめる「かつぶしまん」。
「バイバイキーン」と吹き飛ばされたあと、復讐を誓う。

その後「かつぶしまん」に絵をプレゼントしようと一生懸命に書いている
「カラコちゃん」をみつける「バイキンマン」。

バイキンマン」は変装して「カラコちゃん」に「かつぶしまんは猫がすきだ」と信じ込ませて、
猫の絵をかかせます。
鰹節がモチーフである「かつぶしまん」は猫が苦手です。
こうして、「バイキンマン」は「カラコちゃん」の善意を利用して「かつぶしまん」を困らせることに成功します。

ここでポイント

  • バイキンマン」は「かつぶしまん」に仕返ししてやりたいという動機があった
  • 負の動機が意識にある状態で、絵を書く「カラコちゃん」をみつけて「かつぶしまん」が苦手な猫を書かせます
  • 「カラコちゃん」は善意で猫の絵をプレゼントしているため、絵を渡される「かぶつしまん」が対応に困ることを想定している

また、この回に限らずバイキンマン

  • 場の状況を活用する
  • 人の弱点をつく
  • 人の善意につけ込む

ということをよく行います。
臨機応変型人材(バイキン)ですね。

アンパンマンが人を助けずにはいられない特性を利用して

  1. 人を助ける行動をとらせてスキをつくる
  2. 発生したスキに弱点をつく攻撃をする(濡らす、汚す、変形させるなど)

のようなパターンはお決まりです。

そういう意味では、バイキンマンは人(妖精?)の善意をきっちりと理解しているのかもしれません。

まとめ

  • 閃きたい対象の意識づけを持つ
  • 意識をもった上で場を観察する
  • 人の心理をよく知る

これが上達すると、バイキンマンへの近道がありそうです。

ばいばいきーん。