経産省の新産業構造ビジョンを読んでいた。
けっこうちゃんとしたことが書いてあるし、日本の構造的問題も把握しているようにみえる。
で、なんで分かってて変わらないのだろうね、ということを考えると
「変化に必要な真のボトルネックが特定できていないか、それに対する解決方法があっていないか、なのかな?」
と思いを巡らせるなどしていた。
それはさておき、つまみ食い的に気になったところをピックアップします。
ほんと、つまみ食いという感じです。
基本、下記のページからダウンロードできる全体版 PDF に関する内容です。
取り残された企業
P 79 消費者・企業・政府の関係性ー消費インテリジェンスの蓄積・利活⽤ー
「取り残された人々」という枠の中に 「旧態依然な企業 イケてない企業」とあった。
なるほど。
ジャパネットたかたの存在感
P 80 日本の強み・弱み 消費者ニーズの把握(小売り)・流通
国内のEC上位10社の10位に「ジャパネットたかた - 3%」というのをみて存在感を感じるなど
未踏プロジェクトと落合さん
P 316 <トップ><リアルなビジネスにおける実践>未踏IT⼈材発掘・育成事業
未踏出身の起業家の説明に落合陽一さんが。
未踏卒業生の交流の場について記載がある。そういえば身近にも卒業生がいるので交流したりするのかな?
IT力の教育
P 320 未来投資会議(2017年5⽉12⽇)における⾦丸⼈材育成推進会議座⻑プレゼン資料抜粋 我が国人材の「IT力」を抜本強化するにあたっての課題
子供たちが楽しんで学べる優れた教材の開発や教える人材(教員及び民間ICT支援支援人材)の育成・確保を急ぐ必要あり
という記載が。
ルビィのぼうけんシリーズ とか、 スモウルビー を連想した。
子供からみたとっつきやすさとしてはマンガでわかるシリーズとかもいいのかな?
スキルと評価のアンマッチ
P 320 未来投資会議(2017年5⽉12⽇)における⾦丸⼈材育成推進会議座⻑プレゼン資料抜粋 我が国人材の「IT力」を抜本強化するにあたっての課題
個々のスキル・能力が十分に評価されていない(習得するプログラミング言語によって本来得られる報酬レベルは異なるべき)
という記載が。
世のプログラマーから「なんで言語に限定した記載なの?」
という反応がありそうだなと思った。
まとめ
この記事の内容はたいして重要じゃなくて、この記事をきっかけに
「新産業構造ビジョン」を読んで皆それぞれの日本の未来を思い描くと有益そうかな、
というのが目的でした。
2030年。
12年後の世界がどうなっているか。
12年後の自分がどうなっているか。
お子さんがいる場合は12年後に子どもたちが住む世界はどうなっているか。