特定の分野の初心者。
何かの専門分野であったり、特定の業務ドメインであったり。
そういった初心者のもつ目線、意見が暗黙化されているケースについて考えてみました。
この記事の内容は、お題化しています。
状況
熟練したメンバーのみで開発されているWebサービスがあったとする。
そのサービスはUIの使いにくさや、ガイドの不足で有名であったとする。
そこに新たなメンバーが加わった場合を想定する。
初心者目線の有無
人間、慣れてしまったものに対して「慣れていないまっさらな初心者の目線でみること」は中々難しいものです。
初心者だから気づくことができる目線、意見というものが大切になってきます。
もし、この意見がいいにくい雰囲気であったり、初心者側が自分の意見がさほど重要だと思っていない
場合にこのWebサービスはUIやガイドの改善ための大きな機会を逃すことになります。
まとめ
より抽象的に捉えると様々なケースに置き換え可能です。
- 組織に新たに入ってきた人の新鮮な目
- 初学者の新鮮な目
- コミュニティへの新規参加者の新鮮な目
これらの人が意見をいいやすい雰囲気であったり、自覚的ではない場合にも意見を引き出せるように
ヒアリングをするように心がけたりなど、「初心者の暗黙知」ともいえるものを拾い上げると大きな利益を得ることができるでしょう。
また、メタに考えるなら「初心者の目線を定期的に取り入れる」という仕組み自体があるとよさそうです。
暗黙知を形式化
この記事で紹介したような暗黙知の形式化をしていくために Sharain という手法を練り上げています。
Sharain (【ʃeəréɪn】)とは暗黙知を形式化するための手順です。
Share + Brain = Sharain です。
以下に関連記事をまとめています。