昨年泥棒被害にあいました。
つい最近犯人が捕まって手口がわかったため、
同様の被害を防ぐことができる人を増やすことを目的に記事を書くことにしました。
被害の流れ
- 犯人グループが地元の駅に到着
- 徒歩でターゲットとなる家を物色
- ターゲットを見つけたらインターホンで不在を確認
- 二世帯で住んでいた我が家は1Fの母が不在、2Fの妻子は寝かしつけのためインターホンにでなかった
- 不在と判断
- 窓を焼き切って侵入
- 1Fを荒らして金庫をまるごと持ち出して逃亡
- 幸い2Fにはいかなかったので妻子と鉢合わせにならず
- 近くの駐車場の影で金庫をバールでこじ開ける
- 現金のみを奪って逃亡
- このあと近隣でもう一件犯行を行う
犯人
* 犯人は5,6名の外国人窃盗団
犯人の行動
- 電車でターゲットの町を選ぶ
- 任意の家を狙うわけではなく入りやすい家を選んで入る
- 不在判定をする
- 電気が消えていることと
- インターホンを押しても返事がないこと
- 一軒家を狙う
- 窓から侵入しやすい
- 窓を焼き切りやすい
- 不在判定をする
- 侵入すると手際よく部屋中を荒らし、現金と宝石類のみを盗む
- ※ちなみにうちは高い宝石などはなかったです。
- 小さい金庫はまるごと持ち出して、ひと目につきにくい場所まで運んでバールでこじ開ける
我が家への侵入から逃亡までは30分前後で行なったものと思われます。
私の家が被害にあってからつい最近捕まるまで泥棒をして暮らしていただろうから
相当数の余罪があったのだろうな、と思う。
対策
警察の方に推奨された対策
- 窓の補助錠を必ず締める
- 焼き切ったあとに補助錠も外すのは手間。侵入の手間がかかれば犯人が諦める確率が上がる
- 不在と思わせない
- 電気をつけておく
- インターホンにでる
- シャッターがあれば昼間でも締めてでかける
- 不在にはみえるが、侵入が困難になるので入られにくい
- 侵入経路にセンサーライトをつける
- 地域のつながりを強化する
- 井戸端会議は地味にきく
無差別に家を狙うタイプの泥棒への対策ならこのくらいだとコスパがいいとのこと。
ちなにに玄関の鍵を開けるケースは少なくて、窓から侵入するケースのほうが多いとのこと。
その他
- 泥棒被害にあってみて周りの家に話を聞いてみると意外と過去に被害にあったことがある人が多くいた
- そういった家はセキュリティを強化している
- 結果として泥棒に入られていないうちは泥棒からみて相対的に入りやすい家に見えがち
- そういった家はセキュリティを強化している
- 地元に過去泥棒がきた、という情報はあまり耳に入らないようだ(みんな話したがらないのかな?)
- うちは今回の件があって、地域に被害情報を共有しました
- 犯人が捕まっても犯行時の逮捕ではない場合、お金が戻ってくることはほぼない
まとめ
母はこの件が原因で家で眠れなくなってしまって別の地域に引っ越しをすることになりました。
(私の父はだいぶ前に他界している)
結果として二世帯で住んでいた我が家も引っ越しをしました。
直接の被害額以上の被害です。
(警察の方に聞いたところ泥棒被害をきっかけに引っ越しをするケースはけっこうあるそうです)
また、うちのケースは最も危ないケースで一歩間違えば鉢合わせになっていました。
相対的に侵入しやすくみえて、かつ不在ではないがインターホンに出ることができずに不在と思われてしまう
というパターンが1番危険そうなのでご注意ください。