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Tbpgr Blog

Ruby プログラマ tbpgr(てぃーびー) のブログ

娘と絵本を作った話 - 長女とたい平 ~セミ魔王と魔法の宝石~

子育て

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小学1年生の長女と絵本を作ったときの話をまとめます。

はじめ

長女がパパと絵本をつくりたい!というので絵本を作ることにしました。
親子で絵本を作るのは初めてであり、私自身にそういった経験はありません。
なので、以下の内容は即興で考えて決めています。

計画フェーズ

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まずはどのような方針で絵本作りをするか長女と話し合います。

  1. お題を決める
  2. 締め切りとページ数を決める
  3. 起承転結を決める
  4. ページ割と担当を決める
  5. コマ割を決める
  6. キャラの見た目の統一準備
  7. 各自手を動かす

以上のようなステップで作業をすすめることにしました。

お題を決める

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どんな絵本を作るか娘と話し合います。
先日の24時間テレビの影響で、娘は 林家たい平さん の大ファンになっています。
好きな色がオレンジに変わるくらいです。
身の回りで使うもの、着るもの、飲み物。あれこれと オレンジを優先 するようになりました。 ※笑点自体はもともと見ていた

そんなこんなで当然の流れで「 長女と林家たい平さんに関する絵本 」という点がまず決まりました。
次に娘にヒアリングを重ねていくと「 林家たい平さんがテレビから飛び出てくるのがいい! 」という点が決まりました。
テレビを見ていた時は私達家族(長女・次女・三女・妻・私)が勢揃いしているとのことです。
次に 林家たい平さんが出てくる時に入れ替わりで次女がテレビの中に入ってしまう ことになりました。

そこで 入れ替わった二人を戻すために冒険をして、入れ替わりを元に戻すストーリーにしよう! ということが決まりました。

では、旅路はどのようにしよう?
娘に「どんなところを冒険して、何を使ったら林家たい平さんと次女をもとに戻せるの?」ときくと
やまとサメのうみとおそろしのやまをこえて、まほうのほうせきをゲットしたらなおすの! 」とのことです。
ここで、山が2個あるので一つにしてもらい、魔法の宝石を守っている「 ラスボス 」を設定することにします。
長女が大嫌いなものがいい、ということになり セミ になりました。

ということでストーリーの概要が決まりました。

ある日家族で笑点をみていると、テレビが光りだして林家たい平さんと次女が入れ替わってしまいました。
入れ替わった二人を助けるために長女は冒険にでます。
長女はサメの海をこえ、
おそろしの山をこえ、
セミ魔王をやっつけて魔法の宝石を手に入れます。
魔法の宝石の力で林家たい平さんと次女は元通りになりました。
さみしいけど、お仕事に戻れてよかっったね。めでたしめでたし。

締め切りとページ数を決める

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この本作りの 期日を決めます
今日中に作るのか、日をまたいで作るのか話し合います。
今日中に作りたい、ということで 期日は今日に決定 です。

今度はページ数を決めます。
期日が今日であり、今日はお絵かき以外に地元のお祭もあるので頑張りすぎずに
全10ページにすることにしました。雑見積もりです。

起承転結を決める

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最初に長女に起承転結について説明しました。
だいたい理解したようです。

起承転結それぞれの概要を娘と一緒に考えます。

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たい平さんがテレビから飛び出てきて、次女と入れ替わってしまった。どうしよう?というパートになります。

ある日家族で笑点をみていると、テレビが光だして林家たい平さんと次女が入れ替わってしまいました。

この部分をもう少し膨らませることになります。

ここでひっそりとパパの中で決めていたこととして、
全体として 家族一人が一箇所ずつ見せ場があるような構成にする ことにしました。

林家たい平さんがテレビからでてきて大喜びする長女。  
しかし、林家たい平さんは仕事に戻れず困っていますし、  
次女がテレビの中にいってしまって困ってしまいました。

しかしテレビの中の次女は変顔で爆笑をとり楽しそうに林家たい平さんの代役をしています。  

ここが次女の見せ場です。

とはいえ、どうにかしなければ。どうしよう!?

というところで承に続きます。

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入れ替わってしまった二人。そこからどうしよう?
解決策を知り、行動するところまでがこのパートになります。

入れ替わった二人を助けるために長女は冒険にでます。

この部分をもう少し膨らませることになります。

ここまでのストーリーではなぜ魔法の宝石で二人を直すことができるのか、
の部分について詳細が掘り下げられていないのでそこを厚くします。

二人が入れ替わってしまったあと、パパがパソコンで解決方法を調べることにしました。  
パパが調べた結果、サメの海とおそろしの山をこえた先に  
「セミ魔王が守っている魔法の宝石」があり、それを手に入れれば二人をもとに戻せることができる、  
ということがわかります。

ここでパパの見せ場は終了なので、パパは一緒に冒険にでないで林家たい平さんとお留守番することになりました。
長女とママと三女が3人で冒険に出発するところで転に続きます。

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冒険に旅立つ長女とママと三女の3人。行く先で待つのは?
サメの海をこえ、おそろしの山をこえ、セミ魔王を倒して魔法の宝石を手に入れるところまでがこのパートになります。

長女はサメの海をこえ、
おそろしの山をこえ、
セミ魔王をやっつけて魔法の宝石を手に入れます。

この部分をもう少し膨らませることになります。

サメの海に到着した一行。  
恐ろしいサメをどうにかしないことには先に進めません。  
ここで三女の出番です。持ち前のかわいさでサメをメロメロにします。  
三女の可愛さにより、サメが海を渡って山に向かうのを手伝ってくれることになりました。

サメにのって山に到着した一行。  
おそろしの山にはおそろしいおばけがいっぱいいます。  
ママが怒りの叫び でおばけが逃げ出します。

ついにセミ魔王のところまで到着しました。  
大嫌いなセミが相手ですが、 林家たい平さんのために長女ががんばります (次女のためではないのか)。  
セミ魔王をやっつけた長女は魔法の宝石を手に入れます。  

感動のフィナーレに向けて結に続きます。

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家に帰ってきた一行。  
パパと林家たい平さんが次女のお笑いをみながらゲラゲラ笑っています。  

長女は魔法の宝石を持ち帰ったことを伝えます。  
林家たい平さんとの別れを惜しむ長女。  
魔法の宝石を使って林家たい平さんと次女の二人を元に戻します。

テレビに戻る林家たい平さんと家に戻る次女。  
ちょっと悲しいけど、テレビに戻れてよかったね、林家たい平さん。(家にもどった次女は?)  
めでたし、めでたし。

ページ割と担当を決める

次にページ割と担当を決めます。

起承転結の中で転がボリュームが大きいので転が多めです。

-- ページ数 担当
2 長女
2 パパ
転1 2 パパ
転2 2 長女
2 パパ
表紙 1 長女
裏表紙 1 長女

にしました。
長女が書きたいところを優先する形で決めました。

コマ割を決める

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参考資料として両さんが最終回を迎えた回の週刊少年ジャンプのコマ割を見ます。
だいたい3コマから6コマが1ページになるケースが多いようなので、これを目安にします。

あとは起承転結で決めた内容をどのくらいのコマ数で表現するか二人で話し合います。
ストーリーの内容をもとにどのくらいのコマに分割するか考えながら、
相談用のノートに分割したコマと、コマに書く内容のメモ書きを文字ベースで記載しました。

キャラの見た目の統一準備

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キャラクターの絵柄をはじめに決めて、分業してもキャラの見た目が統一されるようにするための準備をします。

相談用のノートに登場キャラの特徴を相談しながら書きます。

  • 長女
  • 次女
  • 三女
  • パパ
  • ママ
  • サメ
  • おばけ
  • セミ魔王
  • 魔法の宝石

のデザインを決めました。

各自手を動かす

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※長女が書いた林家たい平さんと次女が入れ替わってしまうページ

あとは長女と私がバラバラに黙々と書き進めました。

まとめ

実はこのまとめを書いているのは本の完成前です。
今のところ長女が3ページ目を執筆中。
私が2ページ目を執筆中。途中から次女の相手をしながらだったので長女よりかなりのんびり進行です。
とはいえ、長女の執筆速度がかなり早くて驚いています。
コマ割の時点でざっくりしか決めていなかった内容を元に自分でセリフを考えながら
私に質問することもなくどんどんを絵とセリフを書き上げています。自律して、自分の頭で考えて行動している。
パパが書いたコマ割のメモもささっと読んでいます。文章を読むのが早くなっているな、長女。

絵本作りですが、長女と楽しい時間を過ごすという点が一番ではありますが、
他にも

学校では学び取る機会が少なそうなことについて、パパとの遊びから学び取ってほしいな

ということがあって色々な考えを教えたり、遊びの中に組み込んだりしています。

長女もパパと今回のような遊びをしたり、新しい遊びを作ったりするような遊びを好きでいてくれるようで、
たぶんパパ以外との遊びでは得られない考え方や閃きみたいなものを楽しんでくれてるんじゃないかな、と思います。

残りの絵本作りも楽しみます!

おまけ