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Tbpgr Blog

Ruby プログラマ tbpgr(てぃーびー) のブログ

Gameをデザインするg-デザインブロックとは? - 書籍 ゲームにすればうまくいく

書評 ゲーミフィケーション

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書籍「ゲームにすればうまくいく」についてまとめます。

要約

この書籍ではビジネスに組み込むゲームの要素を9つにわけています。
これを g-デザインブロック という形で可視化しています。
以下が g-デザインブロック です。

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この9つの各要素に関して、具体的な事例を元に内容を説明する構成になっています。

可視化

数値として表現できるものを可視化することで、
その変化がわかりやすくなり、モチベーションを刺激されます。

例えばダイエット時の万歩計や継続的な体重計測、
睡眠不足の解消のための睡眠時間の計測、
など。

目標

可視化された数値を元にすると計測可能な目標を設定することができます。
また達成度をひと目で把握できるようになります。

オンボーディング

とっつきやすさ、です。
新規ユーザーが少ない手間、心理障壁で気軽に参加できるようになっていることが望まれます。

ソーシャル

ユーザー同士の交流、ソーシャルの特性があると
枝葉のようにどんどんと広がっていきます。

世界観

世界観が作りこまれていると、ユーザーはそこに没頭しやすくなります。

チューニング

日々変化するユーザー、状況に合わせてゲームの各種パラメータをチューニングする必要があります。
そのためには基準となるKPIを継続的に計測し、その結果を元に問題を分析し、
改善施策を実施します。

上級者向け

上級者は用意されたゲームを熱心に「やりこみ」「コンプリート」します。
場合によっては自発的にコミュニティーを形成し、ゲームに関する宣伝までしてくれます。
上級者による宣伝は運営元の宣伝よりも説得力と親近感があるため
新たなユーザーの心を動かしやすくなります。

以上のような特性があるため、上級者に継続してゲーム参加してもらうことは重要です。
そのため、定期イベント・継続的な報酬(バッジ、ポイント、レベル)の提供、など
上級者が飽きないしくみが必要です。

ゴール

ゴールはユーザーがそのゲームをプレイすることで得られる価値です。

おもてなし

おもてなしについては省略。
気になる方は書籍を参照ください。

まとめ

ゲームにすればうまくいく―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク

ゲームにすればうまくいく―<ゲーミフィケーション>9つのフレームワーク

ゲーミフィケーション銀の弾丸ではありません。
目的を明確にし、問題を数値化しKPIとして計測し、
初心者・上級者向けの工夫をしたり、世界観を作り上げたりして、
はじめて継続した効果がでてきます。

結局は通常の問題解決と大きな差はないように思えます。
しかし「楽しさ」を生み出すことが大きな違いですね。
苦しい仕事よりも楽しい仕事。
もちろん仕事以外になっても。

ゲーミフィケーションの各要素、少しずつ実戦投入していければと思います。