サイボウズの青野社長の書籍「チームのことだけ、考えた。」の書評です。
モチベーション、コミュニケーションについて
「おー、なるほど」「うーん、ふむふむ」と感じた部分があり書評としてまとめることにしました。
経緯
特にチームに関する悩みや課題を大きく抱えてこの書籍を選んだ、というわけではありませんでした。
きっかけは2つ。
ソニックガーデンの倉貫社長の書籍「リモートチームでうまくいく」を購入しようと思っていた時に
書店で隣に並んでいるのを見たり、Webで対談しているのを見て気になったことです。
もう一つは、 情報会議 のオーガナイザー2名がふたりともサイボウズ出身ということで
『あの二人』が在籍していた会社の書籍か。キニナル。
という点でした。
そんなこんなでリモートチームでうまくいくを購入した際に一緒に購入しました。
チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
- 作者: 青野慶久,疋田千里
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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リモートチームでうまくいく マネジメントの?常識?を変える新しいワークスタイル
- 作者: 倉貫義人
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書評
概要
書籍の内容としては、サイボウズという会社の成り立ちから今までについて、
どんなことがあって、どんなことを考えて、どんな制度や仕組みを作り上げてきたか?
ということが青野社長視点でまとまっています。
サイボウズがグループウェアを提供する企業ということもあり、
サイボウズ自身も、お客様に提供するサービスについても「チーム」が中心の話題となります。
書籍には様々な話が書いてありましたが、その中で自分が気になった以下の2点を抜粋して紹介します。
- モチベーション
- コミュニケーション
おそらくどんな仕事にも多かれ少なかれ関わるトピックですね。
モチベーション
モチベーションは3つの条件が揃った時に高まる、モチベーション3点セットという考え方が紹介されていました。 その3つは
- やりたいこと - Will
- やれること - Can
- やるべきこと - Must
この3つが重なる中心の面積が大きければ大きいほど モチベーション高く仕事に取り組むことができる、 という理屈です。
コミュニケーション
サイボウズは多様性を重視しながら成長を続け、従業員が増え続けていきました。
そこで、多様性を維持しながらよりよいコミュニケーションを取っていく必要があります。
その際に大事になる考え方として
事実と解釈を区別する
ということを主張しています。
まとめ
特に気になった点の抜粋としてモチベーションとコニュニケーションに関する内容をご紹介しました。
他にも気になるトピックがたくさんありますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
- 作者: 青野慶久,疋田千里
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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関連情報
ソニックガーデン倉貫社長の「リモートチームでうまくいく」の書評も公開済みです。