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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

6歳の長女とすごろくを手作りしたプログラマのパパ

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最近、6歳の長女がボードゲームが大好きなので手作りのすごろくをつくりました。

経緯

最近、6歳の長女がボードゲームとカードゲームが大好き。
何度も何度も何度も何度も何度も何度もリクエストされ、
同じボードゲームをやることが多くなります。
子供的には楽しいと思うのですが、大人的には子供を盛り上げつつも
ちょっと飽きてくるわけです。
子供に対しても同じことばかりではなく新たな楽しみも提供したいです。

特に私はトリプルワークをしていて、夜更かしして仕事をしていることも多く、
同じことの繰り返しをしていると眠気との戦いになりがちです。
トリプルワークについては以下を参照。

トライアングルアタック!3つの仕事を抱えることになって感じたメリット・デメリット

上記のような理由や親子で一緒に何かを作る楽しさを経験するのもいいかな、
ということもあり長女と一緒にすごろくを作ることにしました。

前提

  • 私の仕事はプログラマです。それっぽい行動や思考があると思います
  • 家族は私・妻・長女・次女。そろそろ第3子が生まれます。
  • デザインセンス、イラストセンスがない上に字がヘタなので見栄えがちょっとアレです
  • CodeIQの出題をしています。ユーザーがどのように問題を楽しむか?という視点を意識しつつすごろくを作成

作成過程

時間は有限。ということで、短時間・かつ親子で一緒に作成して楽しむために
私と長女が常にどちらも手を動かしている状態になるように分担しました。
ちなみに、お楽しみのために何を作っているかは話さずに作業を進めました。

すごろくは画用紙2枚で作成。
最初は私がすごろくの前半部を1枚目の画用紙に作成します。
その間に長女には家族の人数分のコマを作成してもらいました。
コマは、円の中に長女の好きな絵を書くように指示。絵の内容はお任せです。

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ぶどう・スイカ・さくらんぼ・チョウチョを作ってくれました。

私が一枚目を書き終わる頃に、長女はコマを書いて・色塗りして・ハサミで切り取る
ところまで終わったので、私が2枚目を書いている間に1枚目の余白に好きな絵を書いてもらいました。
長女はお花とウサギが好きなので、その点は予想通り。音符はちょっと意外。

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色塗りはすぐにめんどくさくなってしまったらしくウサギ1匹だけ色付きにw
その後、手持ち無沙汰になった長女にコマをしまうための箱を手作りするように指示。
ママに相談して新聞紙で折り紙の箱を折ることにしたようです。

そんな流れですごろくが完成しました。

途中までは何を作っているか分からなかったようですが、
スタートとゴールという文字を追加した後は迷路だと思っていたようです。
1枚目の分岐と2枚目のぐるぐるを見て迷路に見えたんでしょうね。

完成時に「すごろくだよ」と教えてあげると、
「あー!!」と嬉しそうなリアクションをしていました。
長女の驚いてからの笑顔、たまらん(親バカ

以下、驚きからの笑顔を長女の赤ちゃんの時の写真で再現

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仕様

○マス

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ノーマル。特に何もない。
2枚の紙で円の大きさが異なるのは、最初の内はコンパスで○を書いていたのだけど、
後半は円を書けるような穴あき定規を発見して、その円が大きかったため。

◎マス

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もう一回移動できる

△マス

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1回休み

◇マス

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分岐

いまなんじマス

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止まったら今何時か調べて発言します。
最近長女が時計の読み方を覚え中なので。

ふれあいマス

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サイコロで出た目のふれあいコミュニケーションをとる

  1. いいこいいこする
  2. ぎゅーっとハグをする
  3. ハイタッチする
  4. あくしゅする
  5. ウインクする
  6. こちょこちょする

親子の触れ合いを増やす。
長女はストレスを溜めやすく、タッチ・コミュニケーションによって
解消される傾向が見られる
ため意図的に組み込みました。

ちなみに我が家でウインクできるのは私だけ。
妻はほぼできない。
申し訳程度に片目を開いている上に無理してウインクしようとするのでかなりの変顔になる。
長女は妻よりは上手だけど、ちょっと無理矢理感のあるウインク。
次女はできない。

流れ的に、妻がやると変顔になって笑いがおこること、
また、ウインクは長女が妻より上手なことなので長女がドヤリングできること、
この2点を想定してウインクの項目を追加しました。

サイコロマス

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分岐。6がでるとすすめない。

いろさわり

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色鬼的要素。
サイコロででた色のものを触る。
長女はこのマスが好きらしく、ここはぴったり止まらなくても
必ず実行する特別ルールができた。

ちなみに、色がわかりやすいように各色の右に
実際の色のサンプルを色鉛筆で書いておきました。
これは、主に3歳の次女向け支援。
しかし、これが裏目に。

次女も参加して遊んだら、次女がこのサンプルの色をさわった!

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その発想にびっくりした私と長女は一瞬間を置いて大笑いしました。
いや、正しいよ。次女

かずよみ

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奇数版と偶数版を用意。
漢字は読めないけど、頭に残すのは良いのかな?
と思って奇と偶の漢字を配置してみた。
ちなみに奇数と偶数の意味や、なぜこの数字の並びを配置したかは
説明してない。感じ取ってもらえばいいかなと。
今のところは分かっていないようだ。

まとめ

お手製のすごろくを作ることで、自分の家族に最適化された
目的付きの遊びを作ることができる点が非常に良いと感じました。
初日の今日はとても楽しんでプレイしてくれていましたが、
継続して楽しんでくれるか直ぐに飽きてしまうか、ドキドキワクワクです。

ちなみに長女お手製の4つのコマのうち1つが既になくなったことをお知らせして
締めの言葉とさせていただきます。
お手製なんで足りなければ作ればいいのさ。