パンくず
書籍 Productive Programmer
怒れるサル
概要
怒れるサルについて
内容
怒れるサル
とある実験に関するお話。
部屋に複数のサルを入れて、脚立と天井から吊るされたバナナが置いてあります。
サルは脚立に登ってバナナを取ろうとしますが、脚立に近づくと冷水が流れるようにします。
そうすると、当然全てのサルは脚立に近づかなくなります。
ここで、1匹新たなサルに入れ替えます。
このサルは冷水のことを知らないので当然バナナを取ろうと脚立に近づきますが
他のサルに攻撃されてとめられてしまいます。
これを繰り返し、冷水の事情をしらないサルに全て入れ替わった後も
脚立に近づくものを攻撃するという習慣のみが残ります。
教訓
開発組織に根付いている習慣があり、「こういう前例、習慣になっているから」と言われても
その理由を考えて行動する。
理にかなっていれば、そのまま習慣を守ればいいし
理にかなわないなら代替案を主張する。(通るとは限らないだろうが・・・)