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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

Ant各設定要素について

  • プロジェクト

ビルドに関する情報をすべて記述するファイル。
Ant Buildファイルのルート要素。

<project name="プロジェクト名" default="デフォルトターゲット" basedir="./test">
 :
 :
 内容
 :
 :
</project>
    • name

プロジェクト名

    • default

デフォルトターゲット。複数要素を指定することが可能。
省略時はmainが実行される。

    • basedir

ビルド処理を行うベースディレクトリ。
省略時はビルドファイルのあるディレクトリ。

  • ターゲット

目的を達成するための処理の集合。

<target name="ターゲット名" depends="依存ターゲット名1,依存ターゲット名2">
	<!-- タスク -->
</target>
    • name

ターゲット名。他のターゲットから呼び出す際などに利用する名前。

    • depends

依存。このターゲットが実行される前に実行すべきターゲットの指定。
複数指定が可能で指定順に実行される。

  • プロパティ

プロジェクト内のプロパティを設定。
ビルド対象のjarやサーバーのIPなど様々などの設定要素を
変数化するのに利用。

<property name="プロパティ名"  value="プロパティ値" />
    • name

プロパティの名前。変数名と思えばいい。

    • value

プロパティの値。変数の値と思えばいい。

  • インポート

Buildファイルのインポートを行う。
複数のBuildファイルに共通して設定する内容を外だしして
DRY原則を適用したりするのに利用可能。

<import file="ファイルパス" />
  • タスク

コンパイルやファイルのコピーなど実行されるひとつの作業単位。

以下タスク例

    • mkdir

フォルダの作成

    • delete

ファイルの削除