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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

情熱プログラマー

■各章の構成

  • 市場を選ぶ

自分が投資するスキル市場の選択、環境、リスクとリターンなどについて。
継続して投資を続けること。
市場の動向を読み今後流行るであろう技術への投資を惜しまないこと。
読みが外れたとしてもその経験自体が自分への投資になる。
なによりこの本のタイトルでもある情熱を持つこと=プログラミングを好きであること。
好きこそ物の上手なれ。

  • 製品に投資する

自己投資について。
師匠を作ることで自分の指針を示してもらい、弟子を作ることで自分の理解を深める。
継続して学習すること。開発手法を理解すること。先人の知恵を身につけること。
自動化のスキルを身につけること。

  • 実行に移す

可能な限り短時間で行う。
周囲が求める要求を先読みする。
毎日成果を出す。
毎日の業務を少しでも効率化する。
自分の作業の価値を把握する。
失敗を糧にする。
冷静でいること。
PDCAサイクル

  • マーケティング...スーツ族だけものじゃない

自分自身を商品として売り込むことの重要性について。
自分の能力が相手に評価されるように振る舞うこと。
文章力を高めることで認識の齟齬をなくす。
顔を付き合わせて話すこと。
相手に合わせた=コンテキストに合わせた内容で離すこと。
変化を起こす意思と行動力。
ブログで名を売る。
オープンソースで名を売る。
目立つこと。誰かが注目せざるを得ない実績を残す。
コネを作ること。

  • 研鑽を怠らない

選択技術に先行投資する。
コーダーやテスターを担当した場合でもプロマネの視点で見る。
結果ではなく過程を重視する。
キャリアのロードマップを描くこと。
市場の動向に気を配る。アルファギーグに注目する。
定期的に自己評価を行う。
キャリアプランは必要に応じて方向転換する。
毎日ちょっとだけでいいので進化すること。
独立すること。

■感想
自分の商品価値を高める方法を主に紹介してあるが、
ちょうどこの書籍の前に読んだリファクタリング・ウェットウェア、
達人プログラマーの両方と重なる記述も多い。
私も開発メインとしては厳しい年齢に差し掛かってきたので
開発者としての自分を売り込めるように自分の商品価値を高めていきたい。

現状、知識のポートフォリのバランスは悪く不足している部分も多いが
1つずつ埋めていこう。
また、分野としてはHTML5、Gitに先行投資していきたい。



情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方

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